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東部図書館 11月 「名作映画鑑賞会」のお知らせ

カテゴリ:

 東部図書館では、毎月第3土曜日に「名作映画鑑賞会」を開催しています。どうぞお気軽に足をお運びください。(無料)
 ご予約は各回の上映期日1ヶ月前より受付いたします。

詳細

時間 開場:13時15分~
上映:13時30分~
場所 東部図書館 3階研修室
定員 60名
申込み 来館又は電話でお願いします。
千葉県立東部図書館
 電話0479-62-7070

平成23年11月の上映予定

11月19日(土)

『終着駅』

■スタッフ
 監督:ビットリオ・デ・シーカ
 撮影:G・R・アルド
 製作:デヴィット・О・セルズニック
 脚本:チェザーレ・サヴァッテーニ、トールマン・カポーティ

■キャスト
 ジェニファー・ジョーンズ
 モンゴメリー・クリフト
 リチャード・ベイマー

■ストーリー
 ローマに住む妹を訪ねてアメリカからやってきた若い妻メアリー。彼女は、偶然、街で言葉を交わしたことからジョヴァンニという青年と恋に落ちる。しかし、メアリーにはアメリカに残してきた夫と幼い娘がおり、どうしても帰らなければならない。断ちがたい思いを抱えながら人ごみでごった返す夕暮れのローマ駅にやってきたメアリー。彼女を追ってジョヴァンニが思い詰めた表情でかけつける。熱心な引止めにメアリーは…

■豆知識
 監督のビットリオ・デ・シーカ(1901~1974)は、1940年に映画監督としてデビューし、脚本家チェザーレ・サヴァッティーニとの共同制作で、イタリア映画の一時代をなしたネオレアリズモ映画(新写実主義。第二次大戦直後に現れたイタリア映画の傾向。現実社会を客観的態度でドキュメンタリー風に描く作品が多い。)の傑作を生み出していく。デ・シーカは、「街頭で見つけた素人俳優から、他では見られない心に残る演技を引き出す才能」や「一見何の意味もない物語に新たなドラマ性を持たせる能力」を発揮し、『子供たちは見ている』『靴みがき』『自転車泥棒』など、子どもや社会的弱者の目線から社会を描き続けた。撮影は、実景を用いることが多く、生身の生活観がスクリーンに映し出されている。『終着駅』もローマのテルミニ駅で撮影している。また、デ・シーカは二枚目俳優としても活躍しており、『武器よさらば』『ロベレ将軍』など150本以上の作品に出演している。
(引用文献:ジャン・ピエロ・ブルネッタ著『イタリア映画史入門』スティーヴン・ジェイ・シュナイダー編『501映画監督』)

関連資料

資料名著者名等出版者名出版年請求記号
21世紀ヨーロッパ学 支倉 寿子 編著 ミネルヴァ書房 2002 3023/19
植草甚一WORKS 植草 甚一 著 近代映画社 2010 77804/177/6
イタリア映画の監督たち 梶原 和男 編 芳賀書店 1983 7782/I88
マカロニアクション大全 二階堂 卓也 著 洋泉社 1999 77823/48
ヴィスコンティ
壮麗なる虚無のイマージュ
若菜 薫 著 鳥影社 2000 77823/65
イタリア映画を読む 柳沢 一博 著 フイルムアート社 2001 77823/72
マストロヤンニ自伝 マルチェロ・マストロヤンニ 著 小学館 2002 77823/82
ヴィスコンティを求めて 柳澤 一博 著 東京学参 2006 77823/108
イタリア映画史入門 ジャン・ピエロ・ブルネッタ 著 鳥影社 2008 77823/117
*自転車泥棒 ヴィットリオ・デ・シーカ 監督 アイ・ヴィー・シー 2000 VT778/423

資料名に*印がついているものは視聴覚資料です。館内でご覧下さい。

問い合わせ

千葉県立東部図書館
旭市ハの349 TEL 0479-62-7070

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