活字資料のテキストデータ化は、本や雑誌などをデジタルの文字データに変換するサービスです。（PDF化（画像データ）のみでの提供もできます。）活字での読書でお困りの方にご利用いただけます。録音図書にくらべて短い時間でお届けします。
テキストデータの特長
・パソコン、タブレット端末、スマートフォン、携帯型デイジープレイヤーを使って合成音声で読み上げができます。
・パソコンと点字ディスプレイを接続することで点字を表示し、触読（しょくどく）ができます。
・学習や研究活動に便利なテキスト検索や、引用ができます。
PDF（画像データ）の特長
・パソコン、タブレット端末、スマートフォンの画面に拡大表示することができます。 弱視の方、視力の低下した方にもご利用いただけます。
サービスを利用できる方
次の①と②の両方を満たす方
① 活字を読んだり、本や雑誌のページをめくったりすることが難しい方 視覚障害の方、肢体不自由の方、ディスレクシアなど読字障害の方で、年齢制限はありません
② 千葉県立図書館の障害者サービスに利用者登録をしている方 県内に居住、通勤または通学していて、障害者手帳をお持ちの方は登録できます。 障害者手帳を持っていない方は、医療機関の診断書・学校の証明書でも登録できる場合があります。ご相談ください。
※登録の手続きは、本人または代理人が行うことができます。詳しくは、障害者サービスの案内ページでご確認ください。
【申込み先・問い合わせ先】 千葉県立西部図書館 読書推進課 〒270-2252 千葉県松戸市千駄堀 657-7 電話 047-385-4133 ／ Fax 047-384-1371
テキストデータ化できるもの／できないもの
①テキストデータ化できるもの
・本や雑誌などの印刷物 ・PDF（画像データ）になっている活字 ※いずれもご本人の負担でご用意ください。
テキストデータ化の事例
資格試験対策本 英語学習本、単語帳 ハウツー本（レシピ、スポーツなど） 医学、健康情報 経済、資産運用 雑誌掲載記事、掲載小説（未書籍化小説）
②テキストデータ化できないもの
・出版社等からテキストデータが販売・提供されている本や雑誌 ・サピエ図書館等に登録データがある本や雑誌
※ 販売・提供されているテキストデータ等に含まれていない情報（図表や写真の説明など）については個別に対応できる場合があります。ご相談ください。
製作にかかる期間
テキストデータ化： お手持ちの本や雑誌をお預かりしてから20日から1カ月程度
PDF化： お手持ちの本や雑誌をお預かりしてから数日程度
利用の流れ
１．テキストデータ化を希望する本や雑誌の題名や著者などの情報を図書館にご連絡ください。 電話やファクシミリ、郵送等で受け付けしています。 出版社等からテキストデータが販売・提供されていないか、図書館で調査します。
２．テキストデータを製作することが決まったら、編集方法についての希望などを伺います。
３．本や雑誌を用意し、西部図書館に送付してください。 ※本や雑誌は、ご本人の負担でご用意ください。 本や雑誌は、テキストデータ製作のため裁断します。 裁断した本や雑誌をご希望の場合には返却します（着払いになります。）
４．西部図書館でテキストデータ化作業を行います。
５．テキストデータ化作業の完了後、ご希望の方法で送付します。 USBメモリ、SDカード、CD-ROMによる郵送、または電子メールによる送付が選べます。
【問い合わせ先・本や雑誌の送付先】 千葉県立西部図書館 読書推進課 〒270-2252 千葉県松戸市千駄堀 657-7 電話 047-385-4133 ／ Fax 047-384-1371
国立国会図書館へのテキストデータの提供
西部図書館で製作したテキストデータを国立国会図書館に提供しています。 国立国会図書館サーチ（障害者向け資料検索）のIDを取得している公共図書館は、データをダウンロードして自館の障害者サービスに利用できます。 テキストデータの利用を希望する方は、西部図書館または最寄りの公共図書館にご相談ください。
国立国会図書館サーチへのリンクはこちらから
問い合わせ・本や雑誌の送付先
千葉県立西部図書館 読書推進課〒270-2252 千葉県松戸市千駄堀 657-7 電話 047-385-4133 ／ Fax 047-384-1371