タイトルコード |
1000100039262 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
選挙管理の政治学 |
書名ヨミ |
センキョ カンリ ノ セイジガク |
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日本の選挙管理と「韓国モデル」の比較研究 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大西 裕/編
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著者名ヨミ |
オオニシ ユタカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
有斐閣
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出版年月 |
2013.2 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-641-14901-4 |
ISBN |
4-641-14901-4 |
数量 |
10,258p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
314.84
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件名 |
選挙-日本
選挙-韓国
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内容紹介 |
選挙を管理するのはだれか、権限の大きさはどれくらいか。選挙管理のあり方を、政治学的・行政学的に分析。民主政治における選挙管理の重要性や韓国モデルの実証分析などを踏まえ、日本の選挙管理の特異性を明らかにする。 |
著者紹介 |
1965年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程中途退学。博士(法学)。神戸大学大学院法学研究科教授(行政学、公共政策論、アジア政治経済)。著書に「韓国経済の政治分析」など。 |
目次タイトル |
序章 選挙管理へのアプローチ |
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1 なぜ選挙管理を研究するのか 2 本書の構成 |
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第Ⅰ部 選挙管理機関の多様性 |
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第1章 民主主義と選挙管理 |
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1 選挙管理の改善をめぐって 2 選挙管理,あるいは選挙ガバナンス 3 多様な選挙管理機関 4 日本の選挙管理 5 韓国の選挙管理 6 フィリピンの選挙管理 7 選挙管理改善の必要性 |
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第2章 選挙ガバナンスに関する研究の動向と展望 |
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1 選挙ガバナンスと選挙管理機関をとらえる視点 2 従属変数としての選挙管理機関 3 独立変数としての選挙管理機関 4 従属変数1 5 従属変数2 6 従属変数3 7 今後の研究課題 |
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第3章 自己拘束的制度としての選挙管理システム |
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1 自由公正な選挙と選挙管理システム 2 自己拘束的制度としての選挙管理システム 3 韓国とフィリピンの比較 4 公正中立な選挙管理システムが均衡となるとき |
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第4章 選挙管理機関の独立性 |
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1 従属変数としての選挙管理機関 2 選挙管理機関の独立性を規定する要因 3 データの紹介 4 分析結果 5 結論と今後の展望 |
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第Ⅱ部 日本の選挙管理 |
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第5章 戦前から戦後への日本の選挙管理 |
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1 国政選挙120年の歩みの中で 2 「超然」内閣と選挙管理(第1期:1889-1912年) 3 政党内閣と選挙管理(第2期:1912-32年) 4 選挙粛正運動と翼賛選挙(第3期:1932-45年) 5 政党政治の再建と占領改革(第4期:1945-52年) 6 戦争と占領の時代を超えて引き継がれたもの |
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第6章 日本の選挙管理委員会について |
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1 選挙管理委員会について考える 2 選挙管理委員会の組織 3 選挙管理委員とは誰か 4 選挙管理委員会の構成が意味するもの 5 選挙管理委員会をどのように研究するか |
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第Ⅲ部 「韓国モデル」の実証分析 |
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第7章 韓国における選挙管理機関の立法への影響力 |
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1 立法活動と選挙管理委員会 2 モデル 3 事例の簡単な検討と予測 4 2004年地区党廃止の政治過程 5 2004年地区党廃止過程 6 電子投票法制化の遅延 7 選挙管理機関の影響力 |
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第8章 韓国における選挙区画定の政治過程 |
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1 選挙区画定委員会からの現職議員の撤退というパズル 2 選挙区画定委員会の構成の変化 3 選挙区画定における選挙区画定委員会の位置づけ 4 分析モデル 5 公職選挙法の改正過程 6 公職選挙法改正前後における選挙区画定の比較 7 選挙権拡大の政治過程 |
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第9章 韓国の選挙管理委員会の準司法機能 |
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1 選挙管理委員会が法律違反を取り締まる?! 2 選挙管理委員会への取り締まり権限付与 3 選挙管理委員会の権限拡大 4 選挙管理委員会の規制活動と選挙過程への影響 5 民主化と選挙管理委員会の権限 |
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第10章 韓国の選挙管理委員会のもうひとつの役割 |
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1 市民教育への関心の高まり 2 韓国の市民教育と選挙管理委員会の役割 3 韓国の市民教育のインフラ構築と支援活動 4 選挙管理委員会の市民教育活動 5 「選挙」をテーマにした有権者教育 6 市民教育と政治参加 7 民主主義の持続可能な発展のために |