タイトルコード |
1000100099336 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
<音楽の国ドイツ>の系譜学 2 |
巻次(漢字) |
2 |
書名ヨミ |
オンガク ノ クニ ドイツ ノ ケイフガク |
各巻書名 |
民謡の発見と<ドイツ>の変貌 |
各巻副書名 |
十八世紀 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
吉田 寛/著
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著者名ヨミ |
ヨシダ ヒロシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
青弓社
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出版年月 |
2013.9 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-7872-7336-9 |
ISBN |
4-7872-7336-9 |
数量 |
318p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
762.34
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件名 |
音楽-ドイツ
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各巻件名 |
民謡-ドイツ |
注記 |
文献:p294〜305 |
内容紹介 |
「音楽の国ドイツ」というナショナルな表象の起源と変遷を思想史的方法で明らかにする。2は、民謡がドイツ民族の精神的基盤となるまでのドラスティックな歴史のうねりを追う。 |
著者紹介 |
1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科(美学芸術学)博士課程修了。博士(文学)。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授(表象領域)。 |
目次タイトル |
第1部 音楽の国民様式論と混合趣味 |
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第1章 音楽の国民様式論とそのドイツでの展開 |
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1 音楽の国民様式論の登場とその背景 2 マッテゾンの国民様式論 3 シャイベの国民様式論 |
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第2章 混合趣味と「ドイツ的なもの」 |
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1 フランスにおける混合趣味の成立 2 ドイツでの混合趣味論の展開 3 「ドイツの趣味」としての混合趣味 |
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第3章 混合趣味の精神からのドイツ古典派の誕生 |
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1 ドイツにおける器楽の発展と混合趣味 2 ヴィーン古典派と「ドイツ的なもの」 |
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第2部 混合趣味の衰退と「ドイツ的なもの」の転換 |
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第1章 音楽におけるヨーロッパ意識の登場と「国民的なもの」の消滅 |
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1 グルックによるヨーロッパ音楽の統一 2 ズルツァーに見るヨーロッパ意識 3 コッホに見るヨーロッパ意識 |
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第2章 国民的音楽の不在? |
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1 『ドイツ旅行記』の出版とドイツ人からの「宣戦布告」 2 『ドイツ旅行記』第二版以後のバーニーの対応 3 「外からの視線」の内面化を通じたアイデンティティの変容 |
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第3章 マールプルクによる混合趣味批判 |
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1 マールプルクによるクラウゼ批判 2 「第一のもの」としての「生まれ持った才能」 3 「記述不可能なもの」としての国民性 4 マールプルクの民謡観 |
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第4章 ヘルダーと民謡の発見 |
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1 十八世紀以前のヨーロッパにおける民謡の文化的位置 2 「フォルク」というドイツ語について 3 初期ヘルダーの著作に見る「フォルク」 4 民謡との出合い 5 「オシアン書簡」 6 「シェイクスピア」 7 『民謡集』の構想と「英独詩芸術の類似性について」 8 普遍人間的理念としての「フォルク」 9 ヘルダーと音楽における「ドイツ的なもの」 |
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結語 「国家でなく民族」 |