タイトルコード |
1000100147767 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
古事記変貌する世界 |
書名ヨミ |
コジキ ヘンボウ スル セカイ |
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構造論的分析批判 |
叢書名 |
佛教大学研究叢書
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叢書番号 |
21 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
アンダソヴァ・マラル/著
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著者名ヨミ |
アンダソヴァ マラル |
著者名原綴 |
Andassova Maral |
出版地 |
京都 |
出版者 |
佛教大学
ミネルヴァ書房(発売)
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出版年月 |
2014.3 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-623-06733-6 |
ISBN |
4-623-06733-6 |
数量 |
12,280,11p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
913.2
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件名 |
古事記
神話-日本
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注記 |
文献:p270〜275 |
内容紹介 |
古事記上巻における世界の変貌及び中巻における出雲について論じた書。神の成長に伴い世界が変貌するという視点、その神の体験の側から世界の意義を読み解くという視点を立てた上で、古事記の物語の新たな読みを目指す。 |
著者紹介 |
1982年カザフスタン生まれ。佛教大学大学院文学研究科(博士課程)修了。博士(文学)。同大学研究員、同大学総合研究所特別研究員。 |
目次タイトル |
序章 構造論的分析から中世神話論の発想へ |
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1 構造分析から発生論、作品論へ 2 中世神話論の位置づけ 3 神話と「シャーマニズム」 |
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第Ⅰ部 古事記神代の変貌する世界 |
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第1章 イザナキとイザナミの「黄泉国」 |
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1 「黄泉国」を巡る諸説 2 「黄泉国」の変貌と「葦原中国」との対立 3 イザナキの変貌と「黄泉国」 4 イザナミの変貌と「黄泉国」 |
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第2章 「葦原中国」と「出雲の国」 |
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1 先行研究のまとめ 2 「葦原中国」の出現とイザナキの働き 3 スサノヲがいた「出雲の国」 4 オホクニヌシが統治した「出雲の国」 5 「高天原」の視点で語られる世界 6 神の体験の側から見る視点 |
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第3章 「高天原」、「天地初発」からホノニニギの降臨まで |
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1 先行研究のまとめ 2 「始原」としての「高天原」 3 アマテラスが支配する聖なる世界 4 「葦原中国」を平定する「高天原」 |
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第4章 「根堅州国」に見るスサノヲとオホクニヌシ |
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1 先行研究の位置づけと本論の視点 2 スサノヲと「妣が国根の堅州国」 3 スサノヲの成長 4 オホクニヌシの成長と「根堅州国」 5 「葦原中国」を支える「根堅州国」とスサノヲの役割 |
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第5章 ホヲリと「綿津見神宮」 |
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1 ホヲリにとっての他界「綿津見神宮」 2 「根堅州国」と「綿津見神宮」 3 日本書紀における「綿津見神宮」 |
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第6章 タカミムスヒとカムムスヒの世界 |
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1 先行研究と問題の所在 2 冒頭部における「高天原」とタカミムスヒとカムムスヒ 3 タカミムスヒと「高天原」 4 カムムスヒと「出雲世界」 |
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第Ⅱ部 古事記の「出雲」、上巻から中巻へ |
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第7章 オホクニヌシの国譲り |
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1 「天の御饗」について 2 「出雲の大神」としてのオホクニヌシ 3 日本書紀における国譲り |
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第8章 ホムチワケの出雲訪問 |
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1 「大和」から見た「出雲」 2 ホムチワケの物語 |
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第9章 ヤマトタケルと「出雲」 |
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1 ヤマトタケルの側から見た「出雲」 2 出雲の「変貌」と古事記に見られる二つのライン 3 日本書紀における「出雲」と古事記との比較 |
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終章 古事記の新たな読みへ |