タイトルコード |
1000100147808 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世江戸の都市法とその構造 |
書名ヨミ |
キンセイ エド ノ トシホウ ト ソノ コウゾウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
坂本 忠久/著
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著者名ヨミ |
サカモト タダヒサ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
創文社
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-423-74107-8 |
ISBN |
4-423-74107-8 |
数量 |
8,358,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
322.15
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件名 |
法制史-日本
都市-法令
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内容紹介 |
江戸中・後期における近世都市・江戸の都市法(町触)について、その構造と特質を究明。町触だけでなく、町役人に伝達される「行政法規」にまで考察の射程を伸ばし、網羅的に分析する。 |
目次タイトル |
序章 先行研究の整理と本書の課題 |
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一 はじめに 二 近世の「法」をめぐる研究の特色 三 都の都市法(町触)に関する研究 四 本書の課題とその方法 |
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第一篇 江戸における都市法の構造 |
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第一章 近世江戸の都市法とその運用・施行に関する一試論 |
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はじめに 第一節 法の発給主体と都市法の運用 第二節 「尋」「回答」と法令の実態調査 第三節 町年寄・与力の機能と都市法の運用 第四節 町役人間の「申合」とその都市法上の機能 おわりに |
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補論一 年番名主の「申合」とその基本的性格について |
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はじめに 一 定式町触と「申合」 二 年番名主の「申合」の性格 三 年番名主の「申合」の定式化とその継続性 おわりに |
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補論二 都市政策の展開と定式町触の内容の変遷 |
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はじめに 一 正徳六年と享保九年の「定式町触」の内容 二 享保十七年の「定式町触」の変化 三 宝暦八年の「定式町触」とその後の変遷 おわりに |
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第二章 都市法における「尋」と「答」の目的とその機能 |
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はじめに 第一節 「地面(土地)」問題をめぐる町触と「尋」・「答」 第二節 「人別」問題をめぐる町触と「尋」・「答」 おわりに |
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第二篇 都市政策の展開と都市法の整備 |
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第三章 近世中後期・江戸の「町火消」制度の変遷とその特色 |
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はじめに 第一節 享保期より天明期までの町火消制度の変遷 第二節 天明期より寛政期前半の「町火消」制度の変化と定火消の機能の浮上 第三節 寛政期後半以降の町火消制度 おわりに |
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第四章 「紛失物吟味」制度の変遷に見る「都市法」の成立 |
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はじめに 第一節 質屋等の組合の結成と紛失物の「訴方」手続きの成立 第二節 組合人数の確定と紛失物の「訴方」手続きの修正 第三節 「紛失物吟味」制度のその後の展開 おわりに |
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第三篇 天保改革期の都市法の特色 |
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第五章 天保改革期の江戸における都市法の内容構成とその特質 |
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はじめに 第一節 天保改革期の江戸の法 第二節 天保改革期における江戸の町方での法令の類型化 第三節 京都における江戸「町触」の具体的内容 おわりに |
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補論三 「御触被仰渡目録」(「布告留」一)の記述内容と江戸における都市法の諸類型 |
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はじめに 一 「目録」収載に際しての都市法の基準 二 表に関しての問題点の存在 三 「目録」の内容と都市法の諸類型 おわりに |
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第六章 天保改革期の江戸における都市法の構造とその運用 |
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はじめに 第一節 天保改革期の江戸における都市法の構造 第二節 天保改革期の江戸における都市法の運用の特色 おわりに |
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終章 近世中・後期の江戸における都市法の特質 |
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一 江戸の都市法の性格 二 大坂、京都における事例との比較 三 近世における都市法の特質 |