タイトルコード |
1000100221049 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦国期足利将軍家の権力構造 |
書名ヨミ |
センゴクキ アシカガ ショウグンケ ノ ケンリョク コウゾウ |
叢書名 |
中世史研究叢書
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叢書番号 |
27 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
木下 昌規/著
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著者名ヨミ |
キノシタ マサキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
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出版年月 |
2014.10 |
本体価格 |
¥8900 |
ISBN |
978-4-87294-875-2 |
ISBN |
4-87294-875-2 |
数量 |
388,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.47
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件名 |
日本-歴史-室町時代
足利氏
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内容紹介 |
「下克上」という風潮で捉えられる時代に、何ゆえ旧権力の象徴ともいうべき室町幕府や足利将軍家が存続しえたのか。将軍直臣や側近公家衆など、権力を支える人物の動向を踏まえ、戦国期の将軍の権力構造を解明する。 |
著者紹介 |
1978年生まれ。大正大学大学院文学研究科博士後期課程満期単位取得退学。博士(文学)。大正大学文学部非常勤講師。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一部 将軍権力における側近公家衆の政治的位置 |
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第一章 応仁・文明の乱期における室町幕府と日野勝光 |
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一 大乱期の室町幕府の機能 二 大乱期の義政を支えた勢力 三 「新将軍代」日野勝光 |
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第二章 足利義稙の側近公家衆の役割をめぐって |
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一 葉室光忠と蔭涼軒 二 阿野季綱の役割をめぐって |
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第三章 足利義昭期の昵近公家衆と山科言継をめぐって |
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一 義昭期の昵近公家衆 二 山科言継の公武間交渉 三 義昭動座後の公家衆 |
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第二部 将軍権力と室町幕府官制 |
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第一章 戦国期侍所の基礎的研究 |
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一 応仁・文明の乱前後の侍所 二 戦国期侍所開闔の活動 三 開闔の軍事力 四 開闔と御前沙汰 |
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第二章 室町幕府地方の機能的変遷をめぐって |
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一 屋地の打渡しをめぐって 二 義政期以降の地方 三 御前沙汰と地方 |
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第三部 室町幕府最末期の将軍権力 |
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第一章 永禄の政変後の足利義栄と将軍直臣団 |
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一 永禄の政変と将軍直臣の動向 二 「堺公方」足利義維の直臣団 三 義栄と将軍直臣団 四 義栄と幕府奉行人 五 在京の直臣・その他 |
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第二章 京都支配から見る足利義昭期室町幕府と織田権力 |
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一 足利義昭期室町幕府の人的構成 二 義昭期の政所 三 将軍追放後の織田権力の京都支配 四 義昭追放後の将軍直臣 |
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付論 足利義昭期室町幕府奉行人奉書の「執申」文言をめぐって |
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一 「信長執申」について 二 戦国期に見られる「某執申」 三 幕府の訴訟にみる「某執申」の明記 四 「信長執申」の意味 |
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第三章 鞆動座後の将軍足利義昭とその周辺をめぐって |
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一 義昭と将軍直臣 二 将軍直臣の「預置」 三 天正年間発給の室町幕府奉行人連署奉書 四 天正以降の将軍職 |
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終章 |