タイトルコード |
1000100236585 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アフリカの生活世界と学校教育 |
書名ヨミ |
アフリカ ノ セイカツ セカイ ト ガッコウ キョウイク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
澤村 信英/編著
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著者名ヨミ |
サワムラ ノブヒデ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2014.12 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-7503-4123-1 |
ISBN |
4-7503-4123-1 |
数量 |
274p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
372.4
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件名 |
アフリカ-教育
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内容紹介 |
アフリカ11ケ国における教育に関わるエスノグラフィックな視点を取り入れたフィールドワークにもとづく報告。アフリカの人々の生活のリアリティを通して、学校教育を捉え直す。 |
著者紹介 |
1960年神戸生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科教授、博士(人間科学)。著書に「アフリカの教育開発と国際協力」など。 |
目次タイトル |
序章 アフリカの生活世界と学校教育 |
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1.本書の構成 2.本書が問い直すこと 3.ケニアでのフィールド調査から 4.生活世界から学校教育を捉え直す意義 |
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第1部 変わる社会と学校教育 |
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第1章 南スーダン 大きな社会変動の中の学校教育-南スーダン人は何を求めてきたのか? |
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1.南スーダンの社会と学校教育 2.調査方法 3.南スーダンの教育の軌跡 4.その後の内紛 5.将来に向けて |
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第2章 ナミビア オバンボランドのクンと教育-国家の枠組みを超えた教育の可能性 |
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1.ブッシュマンの学校 2.現地リーダーの養成とサン 3.SWAPOにおける教育 4.ナミビアの独立と教育の改革 |
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第3章 ボツワナ 優等生国家における少数民族と学校教育-狩猟採集民の小学生 |
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1.ボツワナ共和国における小学校教育 2.カデ小学校と小学生 3.学校教育の影響 4.むすび:学校教育が狩猟採集民にもたらしたもの |
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第4章 モザンビーク 基礎教育改革と学校現場の対応-半自動進級制度の導入をめぐって |
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1.進級制度をめぐるこれまでの議論 2.モザンビークにおける基礎教育改革 3.調査の対象と方法 4.調査結果:校長・教員および保護者の理解と対応 5.原級留置を望む保護者の存在 |
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第2部 住民、家族からみた学校教育 |
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第5章 エチオピア 住民による学校支援の背景を探る-オロミア州における参加型調査 |
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1.はじめに:劇的な就学拡大と社会における学校の意味 2.エチオピア国の教育行政と調査の概要 3.調査地および学校の特徴 4.住民の教育への関与:伝統的関わりと学校運営委員会 5.おわりに:「コミュニティ」の多様性と外部者の関わり |
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第6章 ケニア スラムに暮らす小学校修了者の教育継続-世帯背景の視点を中心として |
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1.はじめに:スラムでの生活と学校 2.ケニアの学校教育と中等学校進学状況 3.キベラの概要と調査方法 4.小学校修了者の世帯背景と教育継続問題 5.おわりに:貧困から脱却する手段としての中等教育 |
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第7章 タンザニア 住民の視点から見た教育普及-親と子どもの語りから |
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1.はじめに:タンザニアの教育の概要 2.調査のねらいとナムトゥンボ県 3.住民と教員にとっての学校教育 4.教育への思いのすれ違い |
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第8章 マラウイ 家族の生活と学校の関係-児童の就学記録分析を中心に |
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1.マラウイの社会状況の変化と初等教育 2.マラウイの初等教育政策 3.現地調査の概要 4.子どもが学校を離れる理由 5.保護者からみた学校 |
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第3部 生徒、卒業生からみた学校教育 |
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第9章 ウガンダ 中等学校における理科授業の展開-生徒の視点を中心として |
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1.ウガンダ共和国の概要と中等学校理科カリキュラム 2.観察した理科授業 3.中等学校生徒にとっての理科授業 4.理科授業に関する教員の認識 5.ウガンダにおける理科授業観 |
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第10章 ザンビア 学校と社会のつながり-試験とコンピテンシーを視点として |
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1.試験とコンピテンシー 2.ザンビア南部州マザブカ郡でのインタビューと分析 3.4名のザンビア人の語り 4.生活者が考える教育、コンピテンシー、試験とは 5.教育と社会のつながり |
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第11章 南アフリカ 農村地域での生活と学校教育-子どもの期待と現実 |
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1.教育の民主化 2.フィールド:ムプマランガ州マレラネ地区 3.日本人の目からみたマレラネ地区の小学校 4.学校に期待するもの 5.中等学校在籍者・終了者にとっての学校 |