タイトルコード |
1000100309915 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
神からの借財人コジモ・デ・メディチ |
書名ヨミ |
カミ カラ ノ シャクザイニン コジモ デ メディチ |
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十五世紀フィレンツェにおける一事業家の成功と罪 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西藤 洋/著
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著者名ヨミ |
ニシフジ ヒロシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
法政大学出版局
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出版年月 |
2015.8 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-588-37403-6 |
ISBN |
4-588-37403-6 |
数量 |
267,12p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
289.3
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件名 |
キリスト教倫理
贖罪
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個人件名 |
Medici Cosimo de' |
注記 |
文献:巻末p8〜12 |
内容紹介 |
中世後期ヨーロッパ、教会法はウスラ=利子をむさぼる行為を大罪とみなしていた。ウスラをめぐる聖職者達の言葉と、メディチ家の巨人コジモの生涯をたどり、そのパトロネージに秘められた贖罪の悲願を明らかにする。 |
著者紹介 |
1943年東京都生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士後期課程中退。成蹊大学名誉教授。著書に「枢機卿ベッラルミーノの手紙」がある。 |
目次タイトル |
第一章 ウスラをむさぼる者を待ち受けているのは |
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一 永遠の死を招く大罪 二 時間を盗む者 三 ゆるされることがあるとすれば 四 キリスト教徒としての埋葬の拒否 五 地獄、その第七の圏谷 |
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第二章 宥恕されうる利得、されえない利得 |
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一 消費貸借、使用貸借、ソキエタス 二 ウスラをめぐるトマス・アクィナスの理解 三 返済の遅滞と逸失利益への補償 四 ソキエタスからの利益 五 教会法学者の逡巡 六 シエナのベルナルディーヌスとフィレンツェのアントニーヌス 七 新たな生き様解放への一歩 |
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第三章 十三、十四世紀のフィレンツェとメディチの事業の創業 |
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一 十三、十四世紀のフィレンツェ 二 ムジェッロからフィレンツェへ 三 メディチの事業の創業 |
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第四章 コジモの追放、帰還とメディチ・レジームの形成 |
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一 フィレンツェからの追放と帰還 二 メディチ・レジームの形成 三 <ローディの和> |
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第五章 コジモの時代のメディチの事業(Ⅰ) |
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一 コジモの時代のメディチの事業 二 為替手形の引き受け 三 寄託とローマの拠点 四 事業組織の統轄と総支配人 |
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第六章 コジモの時代のメディチの事業(Ⅱ) |
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一 ソキエタスから分配される利益 二 <乾燥手形>と<初年度献上金>の立て替え 三 寄託と危険の共有 四 <教皇官房付き受寄者総代> |
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第七章 コジモ・デ・メディチのパトロネージ |
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一 大パトロンの時代 二 富者コジモ 三 コジモ・デ・メディチのパトロネージ |
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第八章 それはつぐないの行為であったか? |
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一 大度量のひとコジモ 二 返還の容易なウスラと容易でないウスラ 三 それはつぐないの行為であったか? 四 コジモの胸中に去来したもの |
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結びにかえて |
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一 コジモは今、どこに? 二 第三の場、煉獄 三 煉獄のコジモ? |