タイトルコード |
1000100354323 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
ジャーナリストという仕事 |
書名ヨミ |
ジャーナリスト ト イウ シゴト |
叢書名 |
岩波ジュニア新書
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叢書番号 |
822 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
斎藤 貴男/著
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著者名ヨミ |
サイトウ タカオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2016.1 |
本体価格 |
¥840 |
ISBN |
978-4-00-500822-3 |
ISBN |
4-00-500822-3 |
数量 |
6,232p |
大きさ |
18cm |
分類記号 |
070.16
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件名 |
ジャーナリスト
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学習件名 |
ジャーナリズム ジャーナリスト |
内容紹介 |
権力との癒着など、マスコミへの批判が高まっているいま、ジャーナリストの役割が改めて問われている。フリージャーナリストが、自らの体験を振り返りながら、ジャーナリズムの意義やメディアのゆくえを考える。 |
著者紹介 |
1958年東京都生まれ。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。ジャーナリスト。「「東京電力」研究 排除の系譜」で「いける本」大賞受賞。ほかの著書に「戦争のできる国へ」など。 |
目次タイトル |
1 ジャーナリストって何だろう? |
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ジャーナリストの基本とは/誰のためのジャーナリズムか/「知」への課税?/「ジャーナリズム」は死語なのか?/ジャーナリズムと権力/六〇年安保闘争における「七社共同宣言」/情報の宿命/情報が氾濫する中で/危機の時代に |
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2 取材のイロハ-新聞の世界に飛び込んで |
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真っ白い表紙の衝撃/「ニュージャーナリズム」の新しさ/鉄屑屋という家業/「シベリア帰り」の息子だから?/行き当たりばったりの末、新聞記者に/業界紙の記者としてのスタート/何を聞いたらよいか/質問する力とは/特ダネを手がける/取材対象者との関係性の難しさ/抱き始めた仕事への疑問/何のための記者なのか/記者クラブをどう考えるか/問われるべきものは/「研修日報」より |
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3 「なんでも取材してやろう」-週刊誌記者の世界へ |
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「取材の幅を広げたい」/週刊誌記者としての新たな一歩/週刊誌記者としての最初の手ごたえ/情報を引き出すために/「詐欺事件」の原点にあったもの/取材相手との関係/東京電力とマスコミ/取材した事実と記事の内容/容疑者家族の訴え/取材し、報道することがもたらす傷/再びの疑問/経済社会と人間のかかわりをテーマに/「自分で人事異動」の成果 |
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4 誰の視点に立つか-フリーであることの意味 |
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「二年で辞めなさい」/「梅田事件」をめぐって/善意の市民を「犯人」に/週刊誌に求められる取材方法への違和感/「あの人はいま」の取材で/フリージャーナリストに/誰も取材したがらないテーマを/公共事業に消えた「国民の財産」/初めての著書/娘を連れて行った病院で/MMRをめぐるさまざまな矛盾/短すぎる一生/取材し報道することの力/人の暮らし、命を軽視する姿勢 |
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5 価値判断が問われる-留学と『機会不平等』をめぐって |
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フリーで生きていくのに欠けているもの/イギリス留学の成果/多国籍企業の本音/規制緩和の「影」/教育にも「規制緩和」?/「できん者はできんままで結構」/能力は遺伝で決まる?/「平等など大きなお世話」/『機会不平等』の出版/何をもってニュース・バリューとするのか/常に問い続けること |
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6 岐路に立つジャーナリズム |
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主張するジャーナリストたらん/改めて問うジャーナリストの役割/「知る権利」の行使こそ使命/「従軍慰安婦」検証報道と朝日バッシング/権力批判は「国益」に反するのか/カン違い記者の横行/ネット言説に引きずられる“プロ”/不可解な『朝日新聞』の対応/「吉田調書」取り消しで何がもたらされるのか/調査報道の否定/くさいものにフタをする習性/歴史はくり返されるのか/安倍政権のメディア・コントロールと「公平中立」の罠/権力を利用するのか、権力に利用されるのか/ジャーナリズムを育ててほしい |
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おわりに |