タイトルコード |
1000100381646 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本/フィリピン歴史対話の試み |
書名ヨミ |
ニホン フィリピン レキシ タイワ ノ ココロミ |
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グローバル化時代のなかで |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
永野 善子/著
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著者名ヨミ |
ナガノ ヨシコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
御茶の水書房
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出版年月 |
2016.3 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-275-02028-4 |
ISBN |
4-275-02028-4 |
数量 |
4,195,10p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
224.8
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件名 |
フィリピン-歴史
ポストコロニアリズム
日本-対外関係-フィリピン-歴史
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内容紹介 |
帝国アメリカのもとに日本とフィリピンを対峙させ、日本国内の「記憶」と「ポストコロニアル」をめぐる議論を取り上げながら、日本における「知の植民地」状況を超えるための方向性を見出す糸口を探る。 |
目次タイトル |
序章 記憶からポストコロニアルへ |
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はじめに 1 記憶のかたち 2 記憶はナショナリズムを超えるのか 3 記憶の日米比較 4 「国民の物語」から日本人の心の闇へ 5 ポストコロニアル研究の可能性 むすび |
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第1章 フィリピン研究とポストコロニアル批評 |
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はじめに 一 E・サンフアン・ジュニアのポストコロニアル批判 二 フロロ・キブイェンのホセ・リサール像 むすび |
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第2章 グローバル化時代の歴史論争 |
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はじめに 一 フィリピン革命史研究の意義 二 グレン・メイのフィリピン革命史研究批判 三 レイナルド・イレートの反論 むすび |
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第3章 フィリピン歴史研究の翻訳に携わって |
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はじめに 一 翻訳とは何か-『フィリピン歴史研究と植民地言説』をとおして 二 『キリスト受難詩と革命』を翻訳する むすび |
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<座談会>9・11から未来社会へ |
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第4章 国民表象としての象徴天皇制とホセ・リサール |
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はじめに 一 ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』を読む 二 アメリカ植民地期フィリピンにおける「恩恵的同化」政策 三 フィリピンにおけるホセ・リサールの神格化 四 戦後日本の象徴天皇制 むすび |
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第5章 格差社会のなかの海外出稼ぎ者と国際結婚 |
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はじめに 一 日本社会の変容 二 在日外国人のなかのフィリピン人 三 海外出稼ぎと国際結婚 むすび |
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終章 日本・アジア史の新たな接点を求めて |
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はじめに 1 ポストコロニアルから植民地近代性へ 2 東アジア歴史・文化研究の新動向 3 アジア史研究者による網野史学への接近 むすび |