タイトルコード |
1000100482806 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日韓音楽教育関係史研究 |
書名ヨミ |
ニッカン オンガク キョウイク カンケイシ ケンキュウ |
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日本人の韓国・朝鮮表象と音楽 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
藤井 浩基/著
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著者名ヨミ |
フジイ コウキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勉誠出版
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出版年月 |
2017.2 |
本体価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-585-27040-9 |
ISBN |
4-585-27040-9 |
数量 |
16,310,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
760.7
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件名 |
音楽教育-歴史
国際文化交流-歴史
日本-対外関係-韓国-歴史
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注記 |
文献:p273〜306 |
内容紹介 |
日本人は音楽を通していかなる韓国・朝鮮表象を形成してきたのか。表象は音楽教育・文化政策にどのような影響を与えたのか。人物、メディア、学校など、多角的視点から日韓関係を探る。 |
著者紹介 |
1967年鳥取県生まれ。京都市立芸術大学大学院音楽研究科(修士課程)音楽学専攻修了。博士(芸術文化学、大阪芸術大学)。島根大学教育学部教授。鳥取短期大学非常勤講師。 |
目次タイトル |
序章 日韓音楽教育関係史の試み |
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一 一九六〇年の韓国学生文化使節団来日から 二 本書の目的 三 先行研究の検討 四 主要文献の解題-『京城日報』と『毎日申報』- 五 研究の視点 |
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第一章 エッケルトを通してみる旧韓国・植民地期朝鮮と日本 |
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一 朝鮮王朝末期、旧韓国における西洋音楽の受容 二 日本でのエッケルト 三 旧韓国赴任後のエッケルトと日本 四 エッケルトの最晩年と死-『京城日報』の記事より- 五 本章のまとめ |
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第二章 柳宗悦・兼子夫妻の朝鮮渡航音楽会 |
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一 研究の現状と本章の視点 二 日本における「音楽会」文化の形成-柳宗悦と『白樺』- 三 朝鮮渡航音楽会の経緯と実際 四 朝鮮渡航音楽会の朝鮮への影響と西洋音楽移入 五 柳宗悦の「音楽会」の否定 六 本章のまとめ |
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第三章 「文化政治」における音楽の奨励 |
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一 「武断政治」から「文化政治」へ 二 朝鮮総督府政務総監・水野錬太郎による音楽の奨励 三 音楽家・石川義一による音楽の奨励 四 石川義一の官立音楽学校設置構想 五 官立音楽学校設置構想の実際 六 本章のまとめ |
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第四章 『京城日報』の音楽関連事業と報道 |
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一 『京城日報』と「文化政治」 二 柳宗悦・兼子の朝鮮渡航音楽会への対応 三 柳兼子童謡唱歌音楽会と『京城日報』 四 『京城日報』の音楽関連事業 五 本章のまとめ |
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第五章 「文化政治」期の音楽教育 |
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一 五十嵐悌三郎に関する研究の状況と本章の視点 二 朝鮮赴任前の五十嵐の音楽教育活動-山形県師範学校教諭として- 三 朝鮮における五十嵐の音楽教育活動 四 本章のまとめ |
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第六章 朝鮮における官立音楽学校設置構想 |
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一 官立音楽学校設置構想の連続性 二 新たな官立音楽学校設置構想 三 官立音楽学校設置構想に対する朝鮮人の反応と「朝鮮音楽学校設置論」 四 本章のまとめ |
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第七章 歌劇《春香》作曲の構想から初演へ |
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一 本章の視点と音楽家・高木東六 二 幻の歌劇《春香》第一作-朝鮮への興味と作曲への道程- 三 歌劇《春香》第二作 四 本章のまとめ |
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補章 半世紀を経て復活した歌劇《春香》 |
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一 復活の兆し-研究者による掘り起こし- 二 復活上演にむけた準備 三 上演の実際と作品の再評価 四 終結部改変の再考と補作曲 五 歌劇《春香》のその後 |
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終章 日本人の韓国・朝鮮表象と音楽 |
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一 各章のまとめ 二 背反する二つの表象と展開 三 再生産される韓国・朝鮮の表象と展開 四 日韓関係と音楽教育-不協和音から協和音へ- |