タイトルコード |
1000100513381 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
不在の臨床 |
書名ヨミ |
フザイ ノ リンショウ |
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心理療法における孤独とかなしみ |
叢書名 |
アカデミア叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
日下 紀子/著
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著者名ヨミ |
クサカ ノリコ |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
創元社
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出版年月 |
2017.6 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-422-11663-1 |
ISBN |
4-422-11663-1 |
数量 |
3,202p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
146.8
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件名 |
心理療法
精神分析
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注記 |
文献:p189〜196 |
内容紹介 |
セラピストの存在と不在というテーマを、セラピストのこころの機能という視点から検討。さらに精神分析的心理療法の事例検討を通して、セラピストの不在が心理臨床に及ぼす影響とその意味について明らかにする。 |
著者紹介 |
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程(臨床実践指導学講座)単位取得退学。博士(教育学)。臨床心理士。日本精神分析学会認定心理療法士スーパーバイザー。 |
目次タイトル |
序章 不在のあらわれ |
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第1節 現代社会にみられる対象の不在 第2節 心理臨床における不在 第3節 セラピストの不在 第4節 心理臨床での不在をめぐって 第5節 本書の構成 |
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理論篇 こころの現象とこころの機能 |
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第1章 母子関係にみる不在 |
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第1節 母親の不在 第2節 こころの発達における不在の体験 第3節 臨床的観察事例と考察 第4節 子どものこころの成長 |
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第2章 セラピストのこころの機能 |
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第1節 心理療法におけるセラピストの存在 第2節 心理臨床の視点からのこころの現象 第3節 セラピストのこころの機能 第4節 こころの機能の多面性と多層性 |
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第3章 セラピストの不在が及ぼす影響 |
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第1節 精神分析的心理療法における不在 第2節 セラピストの外的な不在 第3節 心理療法に及ぼす影響 第4節 不在にまつわるかなしみ 第5節 外的な不在への臨床技法的工夫 |
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実践篇 往還するものと二重性なるもの |
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第4章 不在の対象からの攻撃をめぐって |
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第1節 セラピストの妊娠・出産 第2節 治療的相互交流 第3節 不在の対象からの攻撃 |
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第5章 孤独感の再演としてのかなしみ |
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第1節 心的外傷体験の再演 第2節 不在によるかなしみ 第3節 孤独感の再演 |
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第6章 セラピストの内的な不在 |
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第1節 内的な不在のあらわれ 第2節 パーソナリティの病理と対象関係 第3節 内的な不在をめぐる治療的相互交流 第4節 内的な不在をめぐる技法的考察 |
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終章 不在の彼方にあらわれるもの |
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第1節 酵素としてのセラピスト 第2節 不在のなかに蘇るもの 第3節 往還するものと二重性なるもの 第4節 これからの展望と課題 |