タイトルコード |
1000100107956 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
江戸時代後期の水戸藩儒 |
書名ヨミ |
エド ジダイ コウキ ノ ミト ハンジュ |
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その活動の点描 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
井坂 清信/著
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著者名ヨミ |
イサカ キヨノブ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
汲古書院
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出版年月 |
2013.10 |
本体価格 |
¥12000 |
ISBN |
978-4-7629-4211-2 |
ISBN |
4-7629-4211-2 |
数量 |
12,621p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
121.58
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件名 |
水戸学
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内容紹介 |
水戸藩の修史事業中興期以降、幕末の激動期を迎える少し前の時代を背景に営まれた水戸藩儒の諸活動の一端を概観。文政期における「大日本史」の編纂事業の進捗状況、小宮山楓軒と二本松藩士島友鷗の交友などを取り上げる。 |
著者紹介 |
昭和22年茨城県生まれ。国立国会図書館にて支部東洋文庫長、資料保存課長を勤める。古典籍資料室・憲政資料室に長く在籍。 |
目次タイトル |
第一章 文政期における水戸藩の『大日本史』編纂事業(年次順考察) |
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はじめに 第一節 文政六年書簡にみる作業の状況 第二節 文政七年書簡にみる作業の状況 第三節 文政八年書簡にみる作業の状況 第四節 文政九年書簡にみる作業の状況 第五節 執筆年次未確定書簡にみる作業の状況 おわりに |
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第二章 文政期における水戸藩の『大日本史』編纂事業(主題別考察) |
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はじめに 第一節 文政期における『大日本史』紀伝の校訂・上木作業の進捗状況 第二節 文政期における『大日本史』紀伝の校訂・上木作業の推進をめぐって おわりに |
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第三章 小宮山楓軒の筑波紀行 |
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Ⅰ 『遊筑坡山記』解題 Ⅱ 『遊筑坡山記』翻刻 |
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第四章 『島友鷗手簡』にみる小宮山楓軒と二本松藩士島友鷗の交友 |
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はじめに 第一節 楓軒の湯治旅行と友鷗との再会 第二節 当代の社会的出来事に関する主な情報の交換 第三節 当代の学者・文人等の著作・人物評等に関する主な情報の交換 第四節 史実等の考証や歴史的人物に係わる主な情報の交換 第五節 書物に関する情報の交換と貸借図書一覧 第六節 島友鷗の最期と後日譚 おわりに |
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第五章 川口緑野著『台湾鄭氏紀事』刊行始末 |
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はじめに 第一節 川口緑野の人物評と『台湾鄭氏紀事』刊行への異議 第二節 『台湾鄭氏紀事』刊行決定の手続き上の問題点 第三節 『台湾鄭氏紀事』草稿のもつ内容上の問題点 第四節 『台湾鄭氏紀事』の書名決定の経緯 第五節 『台湾鄭氏紀事』の序文及び跋文について おわりに 付録 『議台湾別志』綴じ込み書簡七通の翻刻 |
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第六章 『水城行役日記』にみる川口緑野の水戸出張 |
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はじめに 第一節 水戸への往路 第二節 水戸出張中に従事した諸業務 第三節 城下近傍の散策と諸友等との交遊 第四節 領内各所の遊覧 第五節 江戸への復路 おわりに |
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第七章 津藩の『聿脩録』刊行と水戸藩 |
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はじめに 第一節 『藤田幽谷書簡』中に『聿脩録』関連書簡が存在する理由 第二節 津藩からの『聿脩録』序文執筆依頼受諾の条件と序文の文章の検討 第三節 水戸藩側から提起された『聿脩録』本文への疑義 第四節 『聿脩録』をめぐる水戸藩側の紛糾の実態と津藩側の対応 おわりに |
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第八章 豊田天功と青山延光の交友関係の一側面 |
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はじめに 第一節 徳川斉昭の『息距編』編纂及び『破邪集』翻刻をめぐって 第二節 豊田天功の著作『靖海全書』『北島志』『北虜志』をめぐって 第三節 青山延光の著作『赤穂四十七士伝』『南狩野史』をめぐって おわりに |
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第九章 国立国会図書館所蔵の内藤耻叟旧蔵書 |
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Ⅰ 内藤耻叟の略歴と国立国会図書館所蔵内藤旧蔵書の特徴 Ⅱ 国立国会図書館所蔵の内藤耻叟旧蔵書一覧 |
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余論 水戸藩の『大日本史』と国立国会図書館所蔵資料 |