| タイトルコード |
1000100211078 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
近代中国の在外領事とアジア |
| 書名ヨミ |
キンダイ チュウゴク ノ ザイガイ リョウジ ト アジア |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
青山 治世/著
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| 著者名ヨミ |
アオヤマ ハルトシ |
| 出版地 |
名古屋 |
| 出版者 |
名古屋大学出版会
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| 出版年月 |
2014.9 |
| 本体価格 |
¥6800 |
| ISBN |
978-4-8158-0784-9 |
| ISBN |
4-8158-0784-9 |
| 数量 |
8,426,40p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
319.22
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| 件名 |
中国-対外関係-歴史
領事
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| 注記 |
文献:巻末p23〜40 |
| 内容紹介 |
中国は不平等条約体制の被害者だったのか。華人保護を名目とする南洋領事設置の模索から、領事裁判権の行使に至る中国の対外政策の近代的変容を徹底的に実証。近代アジアの国際関係の実像を新たな水準で描き出す。 |
| 著者紹介 |
1976年岐阜県生まれ。博士(文学)取得(愛知学院大学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、亜細亜大学国際関係学部講師。共著に「出使日記の時代」がある。 |
| 目次タイトル |
序章 領事制度と近代中国 |
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はじめに 一 領事制度とその中国への伝播 二 華人保護と領事裁判 三 南洋・南洋華人と清朝 おわりに |
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第Ⅰ部 華人保護論の展開と在外領事拡大論議 |
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第1章 在外領事像の模索 |
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はじめに 一 在外領事の派遣開始と領事論の変化 二 在シンガポール領事左秉隆の提言 おわりに |
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第2章 南洋華人調査の背景と西洋諸国との摩擦 |
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はじめに 一 調査実施の背景 二 西洋諸国との調査受け入れ交渉 おわりに |
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第3章 南洋華人調査の実施 |
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はじめに 一 調査委員の概要 二 第一次調査(一八八六〜八七年) 三 第二次調査(一八八七〜八八年) おわりに |
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第4章 清朝政府の領事拡大論議 |
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はじめに 一 張之洞の領事増設計画 二 総理衙門の反対上奏(一八八八年) 三 張蔭桓の動向と南北洋大臣・在外公使の反応 四 薛福成の領事増設論(一八九〇年) おわりに |
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第5章 駐英公使薛福成の領事設置活動とその挫折 |
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はじめに 一 イギリス政府の“同意”と総理衙門への建議 二 総理衙門との電報問答 三 総理衙門内の“妨害者”と領事設置活動の継続 おわりに |
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第Ⅱ部 中国の在外領事裁判と東アジア |
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第6章 双務的領事裁判権をめぐる日清交渉 |
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はじめに 一 日清修好条規以前の在日華人に対する処置 二 双務的領事裁判規定の成立 三 双務的領事裁判規定のゆくえ おわりに |
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第7章 清朝の在朝鮮領事裁判規定の成立と変容 |
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はじめに 一 商民水陸貿易章程(一八八二年)における片務的裁判権規定の成立 二 清韓通商条約(一八九九年)における双務的領事裁判規定の成立 おわりに |
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第8章 日本・朝鮮における清朝領事裁判の実態と変容 |
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はじめに 一 日本における領事裁判と観審 二 朝鮮・韓国における清朝機関による華人管理と裁判 むすびにかえて |
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第9章 在ベトナム領事の設置をめぐる対仏交渉 |
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はじめに 一 ベトナムにおける領事設置権の設定 二 清朝による領事裁判権要求と「属邦」論 三 在外領事拡大か、内地開放阻止か おわりに |
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第10章 近代日中の“交錯”と“分岐”の軌跡 |
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はじめに 一 “分岐”の時(一八七一年) 二 交わらぬ道(一八八六〜八八年) 三 双務的領事裁判権の再要求 おわりに |
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終章 近代アジア国際関係史への新たな視座 |
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はじめに 一 清末の領事拡大論議と不平等条約体制 二 清朝領事とその設置過程の特質 三 東アジアの国家間関係の指標としての領事裁判権 おわりに |