| タイトルコード |
1000101133743 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
<感性的なもの>への社会学 |
| 書名ヨミ |
カンセイテキ ナ モノ エノ シャカイガク |
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社会空間の豊かさに向けて |
| 叢書名 |
MINERVA社会学叢書
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| 叢書番号 |
68 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
宮原 浩二郎/著
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| 著者名ヨミ |
ミヤハラ コウジロウ |
| 出版地 |
京都 |
| 出版者 |
ミネルヴァ書房
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| 出版年月 |
2024.2 |
| 本体価格 |
¥5000 |
| ISBN |
978-4-623-09703-6 |
| ISBN |
4-623-09703-6 |
| 数量 |
6,252,16p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
361
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| 件名 |
社会学
感性
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| 注記 |
文献:巻末p5〜16 |
| 内容紹介 |
目で見たり耳で聴いたり想像したりする「感性」によって社会を捉えるとは、どういうことか。社会空間のもつ感性的質の記述・考察を通して現代社会のあり方を問い、その学術的意味と展開可能性を考える。 |
| 著者紹介 |
関西学院大学社会学部教授。著書に「ニーチェと現代人」「社会美学への招待」など。 |
| 目次タイトル |
序章 ポスト成長社会と感性的豊かさ |
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1 感性による社会探究の可能性 2 ポスト成長社会と感性的豊かさ 3 本書の構成 |
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第Ⅰ部 理論的考察の展開 |
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第1章 社会空間への感性的アプローチ |
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1 「社会を感じる」こと 2 社会空間の雰囲気 3 対象中心的知覚と感性的認識 4 社会学的研究への接続 5 感性的豊かさの理論的考察 |
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第2章 遊びの空間と美的社会 |
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1 遊びの感性的質 2 遊びの運動性-目的なき自在な往還運動 3 自由な遊びの美 4 遊戯衝動と美的社会 |
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第3章 感性的豊かさの再分配 |
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1 感性的なものの分配 2 近代の美的革命 3 遊戯能力の平等 4 スラム街と感性的豊かさ-ペドロ・コスタの映画から 5 ランシエールとブルデュー社会学 |
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第Ⅱ部 経験的研究に向けて |
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第4章 社会空間を「あじわう」 |
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1 現代美学・感性論と社会空間 2 感性的認識としての「あじわう」 3 アーケード商店街を「あじわう」-「静けさ」「透明さ」「リズミカルな振動」 4 社会的・歴史的背景の探究 5 社会科学と感性的アプローチ |
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第5章 沖縄社会への感性的アプローチ |
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1 沖縄を歩く-紀行エッセイから 2 日常生活にみる「自治の感覚」 3 地上戦・占領統治の社会的体験 4 「自治の感覚」の実在性 5 あらためて沖縄を歩く、感じる |
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第6章 都市空間への感性的アプローチ |
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1 散歩と空間認識 2 日常的な散歩-近隣住宅地のあじわい 3 ショッピングモールの散策-フラヌールと美的資本主義 4 路地裏の漂流-落書きのコミュニケーション 5 路上の現象学-街区のさまざまな雰囲気 6 グラウンドゼロへの遊歩-都市の傷痕 7 方法としての散歩 |
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終章 課題と展望 |
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1 実践的客観性と自己エスノグラフィー 2 「経験の観念化」批判と脱成長論 3 レゾナンスの社会学 |
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補論2 成熟社会の災害復興 |
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1 「復興」とは何か 2 行政実務における「復興」 3 開発型復興批判と成熟社会 4 再生型復興の理念 5 「復興」の感性的側面を考える |
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補論2 「自分の言葉」で語ること |
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1 「自分の言葉」で語る 2 アタマ言葉とカラダ言葉 3 合理的言説と感情表出の抑圧-会議の場面をふりかえる 4 自己表出の言葉と声の身体性 5 言葉の感性的次元を考える |