タイトルコード |
1000100005602 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ヨーグルトとブルガリア |
書名ヨミ |
ヨーグルト ト ブルガリア |
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生成された言説とその展開 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
マリア ヨトヴァ/著
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著者名ヨミ |
マリア ヨトヴァ |
著者名原綴 |
Yotova Maria |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
東方出版
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出版年月 |
2012.10 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-86249-211-1 |
ISBN |
4-86249-211-1 |
数量 |
313p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
648.18
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件名 |
ヨーグルト
畜産業-ブルガリア
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注記 |
文献:p279〜302 |
内容紹介 |
ブルガリアの社会主義期からポスト社会主義期にかけて、ヨーグルトをめぐるさまざまな言説の生成と展開を解説。伝統的な食品であったヨーグルトが、日本での受容を経て国民表象へと変化していく過程を明らかにする。 |
著者紹介 |
1978年ブルガリア生まれ。来日し、総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻博士課程(文学博士)。国立民族学博物館外来研究員。 |
目次タイトル |
序論 本書の目的と問題の所在 |
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第一節 本書の目的 第二節 本書の背景と問題の所在 第三節 理論的視座と方法論 第四節 調査の概要と本書の構成 |
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第一章 科学研究におけるヨーグルトの「長寿食」言説と「ブルガリア起源」言説 |
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第一節 研究対象としての乳製品 第二節 ブルガリアの伝統文化としてのヨーグルト 第三節 言説の生成装置としてのヨーグルト研究 <まとめ>“ブルガリアヨーグルト”という言説の誕生 |
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第二章 社会主義期における「人民食」言説と「技術ナンバーワン」言説 |
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第一節 社会主義的近代化にともなう社会変化 第二節 ヨーグルトをめぐる「人民食」言説 第三節 ヨーグルトの「技術ナンバーワン」言説 第四節 テクノクラートが回顧する「技術ナンバーワン」言説 <まとめ>“ブルガリアヨーグルト”という言説の確立 |
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第三章 日本における「聖地ブルガリア」言説と「企業ブランド」言説 |
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第一節 日本における乳食文化の歴史 第二節 愛好者間における「聖地ブルガリア」言説 第三節 大阪万博におけるヨーグルトの「発見」 第四節 明治乳業による「企業ブランド」言説 <まとめ> “ブルガリアヨーグルト”の国際化 |
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第四章 ポスト社会主義期におけるヨーグルトの諸言説 |
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第一節 民主化以降のヨーグルトの生産と消費 第二節 国営企業による「日本ブランド」言説 第三節 多国籍企業による「祖母の味」言説 第四節 ベテラン社員による「乳業の真珠」言説 第五節 地元の女性による「ホームメイド一番」言説 <まとめ>“ブルガリアヨーグルト”の再帰性 |
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結論 |