タイトルコード |
1000100053193 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
パーニュの文化誌 |
書名ヨミ |
パーニュ ノ ブンカシ |
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現代西アフリカ女性のファッションが語る独自性 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
遠藤 聡子/著
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著者名ヨミ |
エンドウ サトコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
昭和堂
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-8122-1313-1 |
ISBN |
4-8122-1313-1 |
数量 |
5,214,4p 図版16p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
383.15
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件名 |
衣服
アフリカ
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注記 |
文献:p205〜212 |
内容紹介 |
西アフリカの女性が身につけるパーニュ(工場生産の更紗)を用いた衣服について、なぜこの地域で普及しているかを、パーニュが工場生産されるにいたる経緯や西アフリカにおける服装の歴史とともに考察する。 |
著者紹介 |
1975年四街道市生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科指導認定退学。博士(地域研究)。専攻はアフリカ地域研究。在ブルキナファソ日本国大使館専門調査員。 |
目次タイトル |
序章 |
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1 本書の目的 2 関連研究と本書の構成 3 調査地について |
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第Ⅰ部 衣服の成り立ち |
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第1章 パーニュができるまで:技術的歴史的背景 |
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1-1 インド更紗とヨーロッパの更紗 1-2 ジャワ更紗 1-3 模倣ジャワ更紗の生産と西アフリカでの普及 1-4 まとめ:グローバルな更紗の歴史とパーニュ |
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第2章 アフリカにおける服装の変遷に関する諸研究 |
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2-1 服装の変遷をみる視点 2-2 植民地経験以前 2-3 植民地経験とその後 2-4 まとめ:植民地期以前に成立していた衣服様式の普及 |
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第3章 ボボジュラソにおける服装の変遷 |
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3-1 ボボジュラソの最初の住民とその服装 3-2 植民地支配と着衣の習慣の広まり 3-3 高年齢の仕立屋への聞き取りから 3-4 まとめ:一九四〇〜六〇年代に普及した着衣の習慣とその衣服様式 |
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第Ⅱ部 衣服の特質と着用 |
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第4章 パーニュを用いた衣服の所有と着用:クリニオン村の事例 |
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4-1 衣服の種類とその所有 4-2 衣服の着用 4-3 パーニュを用いた衣服の特質:他の布との比較から 4-4 まとめ:装いの選択を広げるパーニュ |
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第5章 パーニュを用いた衣服のデザイン |
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5-1 衣服の基本モデル 5-2 女性と基本モデル 5-3 細部の多様さと流行 5-4 まとめ:衣服の形の多様性と一時性 |
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第Ⅲ部 衣服の生産とファッション |
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第6章 衣服生産を担う仕立業の様態 |
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6-1 ボボジュラソにおける仕立屋の分布状況 6-2 仕立屋の事業:三〇店の事例から 6-3 事業をよりよく営むために 6-4 まとめ:衣服を支え形作る仕立業 |
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第7章 流行を生み出すしくみ |
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7-1 五五四点の受注記録から 7-2 情報源1:他の女性のデザインを複製する 7-3 情報源2:仕立屋にまかせる 7-4 情報源3:モデル写真を参考にする 7-5 まとめ:小規模な活動が支える西アフリカのファッション |
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終章 |
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1 パーニュを用いた衣服が支持される理由 2 グローバル化の中で保たれる文化の独自性 3 ギニア湾岸周辺地域の産業と文化 |