タイトルコード |
1000100151979 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
植民地期における日本語朝鮮説話集の研究 |
書名ヨミ |
ショクミンチキ ニ オケル ニホンゴ チョウセン セツワシュウ ノ ケンキュウ |
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帝国日本の「学知」と朝鮮民俗学 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
金 廣植/著
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著者名ヨミ |
キン コウショク |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勉誠出版
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥12000 |
ISBN |
978-4-585-23023-6 |
ISBN |
4-585-23023-6 |
数量 |
456p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
388.21
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件名 |
民話-朝鮮
民俗学-歴史
朝鮮-歴史-日韓併合時代(1910〜1945)
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注記 |
文献:p428〜440 |
内容紹介 |
植民地朝鮮における民俗学・説話学の展開を視座に、日本語朝鮮説話集及び朝鮮民俗学史を考察。植民地期に刊行された膨大な朝鮮民俗関連資料を丹念に拾い集め、朝鮮民俗学が帝国日本の中で形作られていったことを解明する。 |
著者紹介 |
1974年韓国生まれ。東京学芸大学大学院修了(学術博士)。國學院大學兼任講師、横浜国立大学・東京学芸大学・埼玉大学など非常勤講師。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1編 日本語朝鮮説話集と新羅神話・伝説 |
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第1章 植民地期における朝鮮説話集の性格 |
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はじめに 第1節 植民地期に刊行された朝鮮説話集 第2節 日本語朝鮮説話集の内容 むすび |
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第2章 日本語朝鮮説話集と新羅の発見 |
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はじめに 第1節 朝鮮説話集と新羅 第2節 古蹟調査事業と新羅の発見 第3節 新羅説話の内容と分類 むすび |
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第3章 植民地期における新羅説話の解釈 |
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はじめに 第1節 脱解と「延烏郎・細烏女」をめぐる言説 第2節 日本語朝鮮説話集の脱解と延烏・細烏 むすび |
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第4章 新羅伝説の発見者、大坂金太郎 |
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はじめに 第1節 大坂と新羅伝説 第2節 「慶州の伝説」と創られた美談 第3節 新羅説話と日鮮同祖論 むすび |
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第5章 植民地教科書と新羅神話・伝説 |
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はじめに 第1節 先行研究の検討 第2節 朝鮮読本における新羅説話 第3節 朝鮮読本における脱解 第4節 歴史教科書における新羅像と脱解 むすび |
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第2編 「韓国併合」後における日本語朝鮮説話集 |
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第1章 高橋亨と『朝鮮の物語集』における朝鮮人論 |
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はじめに 第1節 高橋亨と朝鮮説話集 第2節 朝鮮人論としての資料集 むすび |
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第2章 清水兵三の朝鮮民謡・説話論 |
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はじめに 第1節 初期日本民俗学と朝鮮 第2節 清水の比較研究 むすび |
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第3章 新義州高等普通学校作文集『大正十二年伝説集』 |
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はじめに 第1節 日本語作文集と朝鮮説話 第2節 『大正十二年伝説集』の構成および留意点 第3節 類型分析と東アジア説話への広がり むすび |
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第4章 朝鮮総督府編『朝鮮童話集』と田中梅吉 |
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はじめに 第1節 先行研究の問題 第2節 朝鮮初の童話集の編者田中梅吉 第3節 改作の内容とその意味 むすび |
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第3編 朝鮮民俗学会の成立と民俗学者の活動 |
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第1章 植民地期における朝鮮学・民俗学・孫晋泰 |
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はじめに 第1節 実体としての朝鮮民俗学 第2節 等身大としての孫晋泰 むすび |
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第2章 朝鮮民俗学会の成立とその活動 |
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はじめに 第1節 先行研究の検討 第2節 朝鮮民俗学会とその活動 むすび |
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終章 |
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第1節 本書の成果 第2節 日本語朝鮮説話集研究の意義と今後の課題 |