タイトルコード |
1000100188511 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦後IMF史 |
書名ヨミ |
センゴ アイエムエフシ |
|
創生と変容 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
伊藤 正直/編
浅井 良夫/編
|
著者名ヨミ |
イトウ マサナオ アサイ ヨシオ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
|
出版年月 |
2014.7 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-8158-0776-4 |
ISBN |
4-8158-0776-4 |
数量 |
6,326p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
338.97
|
件名 |
国際通貨基金
|
注記 |
文献:p293〜308 |
内容紹介 |
ブレトンウッズ期IMFにおける自律的な制度・機構・政策体系の成立と、戦後国際金融秩序に及んだ広範な影響を解明。主要資本主義国の対応もふまえた包括的な記述により、毀誉褒貶を超えた一貫したIMF像を示す。 |
著者紹介 |
1948年生まれ。大妻女子大学社会情報学部教授。東京大学名誉教授。著書に「戦後日本の対外金融」他。 |
目次タイトル |
序章 IMFと戦後国際金融秩序 |
|
1 ブレトンウッズ体制とブレトンウッズ秩序 2 固定相場制時代のIMFのシステムとその運営 3 国際機関・国民経済・市場 |
|
第Ⅰ部 IMFの成立と発展 |
|
第1章 IMFの成立 |
|
はじめに 1 基本的対抗軸はどこにあったのか 2 ケインズ案・ホワイト案の形成過程 おわりに |
|
第2章 IMFの初期政策形成 |
|
はじめに 1 IMF開業期のガバナンスと英米金融協定の破綻 2 欧州復興計画の進展とIMF 3 冷戦のグローバル化と柔軟路線への転換 おわりに |
|
第3章 制度化の進展と国際環境 |
|
はじめに 1 1950年代前半における制度化の進展 2 ヤコブソンの就任と制度化の達成 3 1960年代初めのIMF最盛期における矛盾 おわりに |
|
第4章 IMFの自由化政策路線 |
|
はじめに 1 政策路線の形成 2 1950年代前半の対英政策 3 1950年代後半の対英政策 4 為替自由化の進展と国際通貨システムの変容 おわりに |
|
第5章 西欧通貨の交換性回復と国際流動性調達 |
|
はじめに 1 「共同アプローチ」 2 ランドール対外経済政策委員会答申 3 IMFによる交換性回復支援 4 FRBのBA市場振興策 5 スエズ危機と流動性 おわりに |
|
第6章 1960年代の国際流動性問題 |
|
はじめに 1 国際通貨改革論争と国際流動性問題 2 IMF理事会議事録における国際流動性問題の展開 おわりに |
|
第Ⅱ部 IMFと国民経済 |
|
第7章 IMFとフランス |
|
はじめに 1 ブレトンウッズ協定とフランス 2 フラン切下げ 3 IMFの対仏14条コンサルテーション おわりに |
|
第8章 IMFとドイツ |
|
はじめに 1 IMF加盟当初のドイツ 2 IMFとマルク切上げ 3 IMFとマルクの交換性回復 おわりに |
|
第9章 IMFとイタリア |
|
はじめに 1 イタリアのIMF加盟 2 1947年の通貨安定化 3 イタリアの変動相場制をめぐるIMFとの論争 4 公的準備の再建と貿易自由化への途 5 IMFコンサルテーションとイタリアの政策運営 おわりに |
|
第10章 IMFとカナダ |
|
はじめに 1 カナダの為替レートと為替制度 2 1950年の変動相場制移行の要因 3 IMFの反応 4 成長率低下と失業率悪化 5 カナダの固定相場制復帰 おわりに |
|
第11章 日本のIMF加盟と戦前期外債処理問題 |
|
はじめに 1 日本のIMF加盟と外資導入構想 2 戦前期外債の未払い問題と平和条約締結後の対応 3 ニューヨーク外債処理会議における議論 おわりに |
|
終章 IMFの変容をどう理解するか |
|
1 検討の結果みえてきたもの 2 IMFの役割とは 3 ブレトンウッズ体制はなぜ崩壊したのか |