タイトルコード |
1000100192859 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本神話の男と女 |
書名ヨミ |
ニホン シンワ ノ オトコ ト オンナ |
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「性」という視点 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
堂野前 彰子/著
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著者名ヨミ |
ドウノマエ アキコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
三弥井書店
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出版年月 |
2014.7 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-8382-3265-9 |
ISBN |
4-8382-3265-9 |
数量 |
5,316p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
164.1
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件名 |
神話-日本
性差
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注記 |
文献:p304〜314 |
内容紹介 |
古代日本人はどのような時間意識の中に生きていたのか。神話や伝承を父性・母性、男性・女性という観点から考察し、「性」という言葉をキーワードとして、古代人の世界認識や時間意識を探る。 |
目次タイトル |
序章 経験された時間-「生」と「性」- |
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第Ⅰ部 母性と父性 |
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第一章 神話としての「一夜孕み」 |
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はじめに 一 神婚としての「一夜孕み」 二 「一夜」に秘められた力 三 「一夜孕み」と父性 四 日光感精神話にみる「一夜孕み」 むすび |
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第二章 雷神に象徴される父性-『山城国風土記』逸文・賀茂伝承を中心に- |
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はじめに 一 聖婚伝承としての賀茂伝承 二 父性の介入 三 共同体を破壊する父性原理 |
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第三章 母性の欠如あるいは父と子の対立-ホムチワケから目弱王へ- |
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はじめに 一 父を疎外する「血」 二 母性の欠如 三 父殺しと皇位継承 |
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第四章 「ホ」の御子の物語-その神話的解釈- |
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はじめに 一 「火」の機能 二 王権の両義性 三 母殺しの幻想 四 「火継」から「日嗣」へ |
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第Ⅱ部 「動く男」と「動かぬ女」 |
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第一章 色好みの王-オホクニヌシと伊和大神- |
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はじめに 一 オホクニヌシの色好み 二 伊和大神の国占め むすび |
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第二章 嫉妬の構造-「動く男」と「動かぬ女」- |
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はじめに 一 「待つ女」と嫉妬 二 嫉妬の構造 三 地縁と血縁 むすび |
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第三章 「在地の妻」という話型-弟日姫子・別嬢・弟橘比賣から- |
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はじめに 一 『肥前国風土記』弟日姫子伝承 二 『播磨国風土記』別嬢伝承 三 「在地の妻」という話型 四 『古事記』弟橘姫伝承 むすび |
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第Ⅲ部 「性」と交換 |
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第一章 「妹」と「妻」-社会化される「性」- |
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はじめに 一 妹背という関係 二 社会的関係としての「妻」 三 「隠り妻」の豊饒 四 「人妻」と交換 |
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第二章 采女-「性」における禁忌と交換- |
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はじめに 一 皇妃たちの「性」 二 采女の「性」 三 「性」の禁忌と交換 むすび |
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第三章 遊行女婦-聖と賤のはざま- |
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はじめに 一 遊行女婦研究のこれまで 二 遊行女婦の境界性 三 遊行女婦の聖と賤 むすび |
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第四章 境界を越えていく女 |
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はじめに 一 「人言」と恋の行方 二 境界が生んだ幻想 三 境界にとどまる恋 むすび |
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終章 「性」の禁忌と婚姻-研究史にかえて- |
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はじめに 一 「性」と禁忌 二 近親婚と婚姻制度 三 婚姻研究の概略 |