タイトルコード |
1000100200472 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
生体分子の統計力学入門 |
書名ヨミ |
セイタイ ブンシ ノ トウケイ リキガク ニュウモン |
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タンパク質の動きを理解するために |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
Daniel M.Zuckerman/著
藤崎 弘士/訳
藤崎 百合/訳
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著者名ヨミ |
Daniel M Zuckerman フジサキ ヒロシ フジサキ ユリ |
著者名原綴 |
Zuckerman Daniel M. |
出版地 |
東京 |
出版者 |
共立出版
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出版年月 |
2014.8 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-320-03499-0 |
ISBN |
4-320-03499-0 |
数量 |
13,322p |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
464.2
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件名 |
蛋白質
統計力学
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注記 |
原タイトル:Statistical physics of biomolecules |
内容紹介 |
生体分子の現象に関わる古典統計力学と物理化学について平易に解説するテキスト。平衡という概念の統計的な意味と、それがどのように動的な過程から生じるかという点に注目しながら議論を行う。見返しに用語説明あり。 |
著者紹介 |
メリーランド大学で物理学の博士号を取得。ピッツバーグ大学計算システム生物学科所属。 |
目次タイトル |
第1章 タンパク質は生物学を知らない |
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1.1 プロローグ:キャンディー,ホコリ,生物学の統計物理 1.2 本書での基本原理 1.3 本書について 1.4 分子的なプロローグ:ブタンの1日の生活 1.5 タンパク質にとって平衡とは? 1.6 実験に関して一言 1.7 動画を作る:分子動力学シミュレーションの基本 1.8 タンパク質の構造の基本 1.9 各章について |
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第2章 すべての核心:確率論 |
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2.1 はじめに 2.2 1次元分布の基本 2.3 揺らぎと誤差 2.4 2次元:射影と相関 2.5 簡単な統計がモーター・タンパク質のメカニズムを明らかにするのに役立つ 2.6 追加の問題:軌道の解析 |
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第3章 簡単な系から大いに学ぼう:1次元での平衡統計力学 |
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3.1 はじめに 3.2 エネルギー地形は確率分布だ 3.3 配置ではなく,状態 3.4 自由エネルギー:確率論を信じれば.常識にすぎない 3.5 エントロピー:それはただの名前である 3.6 まとめ 3.7 簡単な系から物理的直観を得る 3.8 ゆるい終わり方:適正な次元,運動エネルギー |
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第4章 自然は分配関数を計算しない:基本的なダイナミクスと平衡 |
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4.1 はじめに 4.2 ニュートンのダイナミクス:決定論的だが,予測できない 4.3 バリア越え:活性化過程 4.4 流束の釣り合い:平衡の定義 4.5 再び,簡単な拡散 4.6 確率過程ダイナミクスについて追加:ランジュバン方程式 4.7 重要な道具:相関時間と相関関数 4.8 すべてをまとめると 4.9 いろいろな誤差:分子シミュレーションのダイナミクス 4.10 ミニプロジェクト:2重井戸ダイナミクス |
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第5章 分子は相関している!多次元の統計力学 |
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5.1 はじめに 5.2 3次元以上の系のための準備 5.3 座標と力場 5.4 1個の分子の分配関数 5.5 多分子系 5.6 自由エネルギーは,やはり確率を与える 5.7 まとめ |
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第6章 複雑さから単純さへ:平均力ポテンシャル(PMF) |
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6.1 はじめに:PMFはそこら中にある 6.2 平均力ポテンシャルは自由エネルギーのようなものである 6.3 PMFは反応レートや遷移状態を与えないかもしれない 6.4 動径分布関数 6.5 PMFは「知識ベースの」(統計的な)ポテンシャルにおいて基礎となる 6.6 まとめ:PMFの意味,利用法,その限界 |
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第7章 「自由」エネルギーの何が自由なのか?本質的な熱力学 |
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7.1 はじめに 7.2 統計熱力学:微分することができる? 7.3 理想気体を大好きになる 7.4 退屈だが真:第一法則はエネルギーの保存則を表す 7.5 G対F:他の自由エネルギーと,なぜそれらが重要なのか 7.6 自由エネルギーとその微分のまとめ 7.7 第二法則と(ときどき)自由エネルギー最小化 7.8 熱量測定:鍵となる熱力学的な技術 7.9 熱力学の必要最低限な本質 7.10 この章で触れなかった重要なトピックス |
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第8章 もっとも重要な分子:水の静電統計学 |
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8.1 水の構造の基本 8.2 水分子は多くの結晶構造において構造的な要素である 8.3 水のpHと酸塩基の考え方 8.4 疎水効果 8.5 水は強誘電体である 8.6 水中の電荷+塩=遮蔽(スクリーニング) 8.7 溶解度について簡単に 8.8 まとめ 8.9 追加の問題:微分的な静電気学を理解する |
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第9章 結合とアロステリーの基礎 |
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9.1 結合の動的な見方:結合レートと解離レート 9.2 マクロな平衡と結合定数 9.3 結合の構造的・熱力学的な見方 9.4 相対的な親和性を理解する:ΔΔGと熱力学サイクル 9.5 ATPのような「燃料」へのエネルギー貯蔵 9.6 統計力学による結合の直接的な記述 9.7 アロステリーと協同性 9.8 基本的な酵素触媒反応 9.9 pHとpKa 9.10 まとめ |
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第10章 構造変化の速度論とタンパク質の折り畳み |
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10.1 はじめに:ベイスン,基質,状態 10.2 多状態系の速度論的な解析 10.3 タンパク質の構造変化とアロステリックな変化 10.4 タンパク質の折り畳み 10.5 まとめ |
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第11章 アンサンブルのダイナミクス:軌道から拡散と速度論へ |
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11.1 はじめに:軌道とアンサンブルに戻る 11.2 1次元のアンサンブル・ダイナミクス 11.3 4つの重要な軌道アンサンブル 11.4 軌道のアンサンブルから観測量へ 11.5 拡散とその先:発展する確率分布 11.6 Jarzynski関係式と単分子現象 11.7 まとめ |
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第12章 生体分子のシミュレーションを統計的な視点から |
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12.1 はじめに:考え方であって,マニュアルではない 12.2 まずモデルを選ぼう:詳細なモデルか,簡易版か 12.3 「基本的な」シミュレーションはダイナミクスを模倣する 12.4 メトロポリス・モンテカルロ法:基本的な方法とそのバリエーション 12.5 別の基本的な方法:再重み付け(リウェイティング)とそのバリエーション 12.6 離散状態のシミュレーション 12.7 どのように平衡系のシミュレーションの質を判断するか 12.8 自由エネルギーとPMFの計算 12.9 経路アンサンブル:軌道をサンプリングする 12.10 タンパク質の折り畳み:ダイナミクスと構造予測 12.11 まとめ |