タイトルコード |
1000100214930 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦争違法化運動の時代 |
書名ヨミ |
センソウ イホウカ ウンドウ ノ ジダイ |
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「危機の20年」のアメリカ国際関係思想 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
三牧 聖子/著
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著者名ヨミ |
ミマキ セイコ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2014.10 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-8158-0782-5 |
ISBN |
4-8158-0782-5 |
数量 |
6,267,83p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
319.8
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件名 |
平和運動-歴史
アメリカ合衆国-対外関係-歴史
戦争(国際法)
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注記 |
文献:巻末p17〜41 |
内容紹介 |
19世紀の平和運動の黎明期から第二次世界大戦までを考察対象に、合衆国における戦争違法化思想をトータルに跡づけ、忘却された戦間期のラディカルな展開を再考することで、国際秩序の新たな可能性を探る。 |
著者紹介 |
1981年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD)、博士(学術)。著書に「歴史の中のアジア地域統合」など。 |
目次タイトル |
序章 アメリカにおける戦争違法化思想 |
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1 先行研究 2 本書の意義 3 本書の構成 |
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第Ⅰ部 一九世紀〜二〇世紀転換期 |
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第1章 黎明期のアメリカ平和運動 |
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1 ウィリアム・ラッドの「諸国家の裁判所」 2 仲裁裁判の普及 3 仲裁裁判から司法裁判へ 4 第一回ハーグ万国平和会議 5 第二回ハーグ万国平和会議 6 ハーグの法廷に「牙」を 7 世紀転換期の「国際警察」論 8 「法による支配」の範囲 |
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第2章 第一次世界大戦 |
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1 第一次世界大戦の衝撃 2 平和強制連盟の創設 3 世界法廷連盟 4 ウッドロー・ウィルソン大統領の「力の共同体」 5 ハーグ常設国際司法裁判所の設立 |
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第Ⅱ部 一九二〇年代 |
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第3章 サーモン・O・レヴィンソンの戦争違法化思想 |
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1 「戦争の法」から「戦争に反対する法」へ 2 唯一の制裁としての「道義的制裁」 3 侵略戦争の違法化 4 戦争違法化思想と自衛 5 戦争違法化思想と帝国主義 |
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第4章 パリ不戦条約 |
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1 パリ不戦条約の成立 2 「諸国家のキス」としての不戦条約 3 不戦条約の盲点 4 不戦条約とモンロー・ドクトリン 5 ショットウェルの不戦条約観 6 「アメリカン・ロカルノ」の夢 7 カッパー決議案 |
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第Ⅲ部 一九三〇年代〜第二次世界大戦 |
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第5章 危機の時代の戦争違法化思想 |
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1 不戦条約と国際連盟規約の調和 2 満洲事変と不承認政策 3 満洲事変とショットウェル 4 満洲事変とレヴィンソン 5 「平和の制裁」と中立主義 6 国際連盟改革への期待と挫折 7 第二次世界大戦前夜の戦争違法化思想 8 エドウィン・M・ボーチャードの「現実主義」 |
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第6章 戦争違法化思想の否定・忘却 |
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1 第二次世界大戦の勃発 2 平和組織を研究するための委員会 3 戦争違法化運動の終焉 4 現実主義外交の時代へ 5 戦争違法化思想の忘却 |
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終章 今日の世界と戦争違法化思想 |
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1 戦争違法化思想の今日的意義 2 戦争違法化思想とアメリカ例外主義 |