タイトルコード |
1000100254407 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
平安時代の神社と神職 |
書名ヨミ |
ヘイアン ジダイ ノ ジンジャ ト シンショク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
加瀬 直弥/著
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著者名ヨミ |
カセ ナオヤ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2015.3 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-642-04621-3 |
ISBN |
4-642-04621-3 |
数量 |
12,300,6p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
175
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件名 |
神社-歴史
神職-歴史
日本-歴史-平安時代
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内容紹介 |
朝廷との関係にも留意し、神事などから神社修造を検討。神社の威厳を高めるための神階や一宮などの「社格」を取り上げ、平安時代の神職の実態を追究し、当時の社会において果たした役割を解明する。 |
著者紹介 |
1975年神奈川県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。同大學神道文化学部准教授。 |
目次タイトル |
序章 本書の刊行趣旨と構成 |
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一 本書の刊行趣旨 二 本書の構成 |
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第一部 神社修造と神職 |
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第一章 平安時代の神職と神社修造 |
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はじめに 一 朝廷祭祀の特質と神職 二 平安時代の神社修造の基本原則を探る まとめ |
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第二章 古代神社の立地と神祇観 |
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はじめに 一 広い視点から見た立地の選定 二 山の立地から見た詳細な神社立地選定の状況 三 東大寺開田図から考える神社の立地選定の状況 四 神祇のための領域 まとめ |
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第三章 古代の社殿づくりと神宝奉献 |
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はじめに 一 春日祭祝詞から見る神社修造と神宝の意義 二 平野祭祝詞から見る社殿づくりと神宝奉献 まとめ |
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第四章 平安時代前期における神社への神宝奉献 |
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一 神宝とは何か 二 貞観元年の神宝奉献の特質 三 朝廷の神宝に対する見方 四 神宝の種類の共通性 まとめ |
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第五章 奈良時代の神社修造 |
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一 神社修造の原則を考えるための基点 二 宝亀八年官符の意義 三 奈良時代前後における全国的規模の神社修造 四 神社修造の真の担い手 五 朝廷が関与する神社修造の特殊性 まとめ |
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第六章 平安時代中期の七道諸国における神社修造の実態 |
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はじめに 一 『上野国交替実録帳』から見た国司と神社修造との関係の再検討 二 七道諸国神社修造の状況 まとめ |
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第七章 平安時代中期の賀茂社司 |
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はじめに 一 神領寄進の範囲 二 神社修造における賀茂社司の役割 三 賀茂社司と神威の関係 むすび |
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第八章 奈良時代・平安時代前期の神社と仏教組織 |
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一 神社における仏教組織を考察する意義 二 神宮寺等と神社との経済関係の変遷 三 平安初期における神宮寺等創建および維持の実例 まとめ |
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第二部 神社の社格と神職 |
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第一章 平安時代の諸国における神社の社格 |
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はじめに 一 文徳朝の神階奉授の背景 二 平安中期以降の神階と国内神祇の位置付け まとめ |
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第二章 文徳朝・清和朝における神階奉授の意義 |
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一 問題の所在 二 嘉祥同時奉授と文徳朝の奉授状況 三 貞観同時奉授とその後の奉授状況 まとめ |
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第三章 康和五年官宣旨に見る神祇官と地方神社 |
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はじめに 一 康和五年官宣旨 二 神祇官と一宮の制度的な関わり |
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第四章 平安時代後期の神職補任 |
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はじめに 一 神祇官移からわかる神職補任の実態 二 神祇官移の実例とその後の展開 まとめ |
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第五章 源頼朝と一宮 |
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一 問題の所在 二 神社への対応をめぐる朝廷と頼朝との接点 三 建久五年における幕府による神社への対応 まとめ |
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終章 平安時代の神職の特質と神社の展開 |
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一 平安時代の神社修造から導き出せる神職の立場 二 神職に影響を及ぼした神社の社格 まとめ |