タイトルコード |
1000100443722 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
植物病原細菌学 |
書名ヨミ |
ショクブツ ビョウゲン サイキンガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
加来 久敏/著
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著者名ヨミ |
カク ヒサトシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
養賢堂
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出版年月 |
2016.10 |
本体価格 |
¥8800 |
ISBN |
978-4-8425-0553-4 |
ISBN |
4-8425-0553-4 |
数量 |
7,279p |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
615.82
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件名 |
植物病学
細菌
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内容紹介 |
植物細菌病学のテキスト。ゲノム解析といった分子生物学的研究の成果を取り入れ、植物病原細菌の構造と機能、感染と病原性発現機構、植物細菌病の診断と同定、防除などを解説。主要な植物細菌病も取り上げる。 |
目次タイトル |
第1章 植物病原としての細菌 |
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1.植物細菌病の位置づけ 2.植物病原細菌の特徴 3.植物病原細菌の進化 4.寄生と共生のはざま 5.世界的に重要な細菌病 6.植物細菌病と植物病原細菌の重要性 |
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第2章 植物細菌病研究の歴史 |
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1.植物の病害の発見と植物病理学の興隆 2.植物細菌病の発見と植物細菌病学の確立 3.植物病原細菌と植物細菌病の分子生物学的研究の展開 4.植物細菌病学におけるゲノミックスと今後の展開 5.わが国における植物細菌病研究の歴史 |
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第3章 植物病原細菌の構造と機能 |
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1.細菌の形態の概要 2.細菌細胞の構造と機能 3.細菌の染色性と色素 |
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第4章 植物病原細菌のゲノム |
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1.植物病原細菌のゲノム解析の概要 2.植物病原細菌のゲノム解析の歴史 3.植物病原細菌のゲノム構造 4.ポスト・ゲノム研究の展開 5.今後の展望 |
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第5章 植物病原細菌の分類 |
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1.植物病原細菌の分類の概要 2.細菌の種の概念 3.細菌分類の歴史 4.人為分類と系統分類 5.植物病原細菌の学名 6.植物病原細菌の分類法 7.植物病原細菌の分類体系 8.植物病原細菌の属と種 |
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第6章 植物病原細菌の感染と病原性発現機構 |
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Ⅰ.植物病原細菌の感染機構 1.植物病原細菌の侵入前行動 2.植物病原細菌の侵入機構 3.定着と増殖・移行 4.発病因子 Ⅱ.植物病原細菌の病原性発現機構 1.増生病における病原性発現機構 2.萎凋病における病原性発現機構 3.軟腐病における病原性発現 4.壊死斑病における病原性発現 |
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第7章 植物の病原細菌に対する抵抗性と防御機構 |
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Ⅰ.植物の病原細菌に対する抵抗性 1.細菌の病原性分化と植物の抵抗性 2.代表的な細菌病における細菌のレースと品種抵抗性 Ⅱ.植物の病原細菌に対する防御機構 1.植物の植物病原細菌に対する反応 2.抵抗性機構としての過敏感反応 3.その他の抵抗性機構 |
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第8章 植物-病原細菌の相互作用の分子生物学 |
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1.植物病原細菌のエフェクター分泌 2.細菌病に対する植物の抵抗性遺伝子 3.細菌のエフェクターと抵抗性遺伝子の相互作用 |
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第9章 植物病原細菌の生態 |
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Ⅰ.細菌病発生の世界的動向と細菌性エマージング病の発生 1.世界における細菌病発生の動向 Ⅱ.植物病原細菌の伝染環 1.細菌病の伝染源 Ⅲ.細菌病の伝搬 1.水による伝播 2.土壌による伝搬 3.昆虫による伝播 4.鳥獣による伝播 5.農作業による伝播 Ⅳ.発病と環境 1.温度 2.湿度 3.風 4.土壌 5.日照 |
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第10章 植物細菌病の診断と同定 |
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1.植物の細菌病の病徴 2.植物細菌病の診断 3.分離と同定 |
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第11章 植物細菌病の防除 |
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1.防除 2.薬剤による防除 3.耕種的防除 4.総合防除 5.植物検疫と植物防疫 |
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第12章 植物病原細菌の保存と利用 |
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1.植物病原細菌の保存 2.植物病原細菌の保存機関 3.植物病原細菌の産業的利用 4.今後の展望 |
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第13章 各論 |
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1.食用作物の細菌病 2.特用作物の細菌病 3.野菜の細菌病 4.果樹・樹木の細菌病 |