タイトルコード |
1000100445937 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本語のポライトネス再考 |
書名ヨミ |
ニホンゴ ノ ポライトネス サイコウ |
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発話行為・発語媒介行為・相互行為 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
笹川 洋子/著
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著者名ヨミ |
ササガワ ヨウコ |
出版地 |
横浜 |
出版者 |
春風社
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出版年月 |
2016.3 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-86110-502-9 |
ISBN |
4-86110-502-9 |
数量 |
343p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
801.03
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件名 |
言語社会学
日本語-会話
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注記 |
文献:p321〜338 |
内容紹介 |
なぜ、気を遣った表現が誤解を生むのか? さまざまな言語文化圏における「依頼」「笑い」「共感」などを題材に比較・分析することで、会話における言語的配慮の諸相を探る。 |
著者紹介 |
東京大学大学院人文社会研究科社会学専攻、社会学修士。神戸親和女子大学文学部総合文化学科教授。専門はコミュニケーション論。著書に「樋口一葉」がある。 |
目次タイトル |
第一章 ポライトネスとは何か |
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一 ポライトネスとは何か 二 発話交換で起こるポライトネスの多様性 三 ポライトネスに関わる話者の発話意図と聞き手の評価 |
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第二章 ポライトネスを捉える理論 |
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一 ポライトネス研究の論点 二 社会規範としてのポライトネス 三 個人的働きかけとしてのポライトネス 四 ブラウン&レビンソン以降のポライトネスをめぐる議論 |
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第三章 発話行為方略としてのポライトネス |
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一 ブラウン&レビンソンのポライトネス理論の有効性 二 ブラウン&レビンソンのポライトネス理論に内在する問題 |
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第四章 多言語文化圏に見られるポライトネス方略の比較 |
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一 多言語文化圏に見られるポライトネス方略の比較-量的分析 二 アジア社会における依頼のポライトネス(for you or for me)について-日本語・韓国語・中国語・タイ語・インドネシア語の質的比較 三 欧米・南米の依頼方略(楽しく誘う依頼・配慮を示す依頼・共感を得る依頼)-ブルガリア語・ドイツ語・ポルトガル(ブラジル)語の依頼方略の質的比較 |
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第五章 発語媒介行為としてのポライトネス |
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一 発語媒介行為としてのポライトネス方略 二 異文化から見た発語媒介行為、発語媒介効果 |
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第六章 異文化コミュニケーションにおける曖昧性の共有過程 |
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一 異文化の視点から見た日本語の曖昧性 二 異文化コミュニケーションの修復部における意味の共有感覚の調整 |