タイトルコード |
1000100523837 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ガバナンスの機構 |
書名ヨミ |
ガバナンス ノ キコウ |
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経済組織の学際的研究 |
叢書名 |
国際産業関係研究所叢書
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叢書番号 |
第2巻 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
オリバー・E.ウィリアムソン/著
石田 光男/訳
山田 健介/訳
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著者名ヨミ |
オリバー E ウィリアムソン イシダ ミツオ ヤマダ ケンスケ |
著者名原綴 |
Williamson Oliver Eaton |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2017.7 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-623-08051-9 |
ISBN |
4-623-08051-9 |
数量 |
10,547p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
336.3
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件名 |
経営組織
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注記 |
原タイトル:The mechanisms of governance |
注記 |
文献:p483〜521 |
内容紹介 |
ノーベル賞経済学者ウィリアムソンが、「取引コストの経済学」を、経済学、組織論、社会学、法学との真摯な対話的考究を通じて精緻化。企業組織をガバナンスの機構と捉え、組織と制度を首尾一貫した記述で解析する。 |
著者紹介 |
1932年生まれ。経済組織のガバナンス研究で2009年ノーベル経済学賞受賞。著書に「市場と企業組織」など。 |
目次タイトル |
プロローグ ガバナンスの機構 |
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1.制度 2.法学,経済学,組織論 3.ガバナンス 4.本書の概要 |
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第Ⅰ部 概観 |
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第1章 取引コストの経済学とカーネギーとのつながり |
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1.1960年代のカーネギー 2.取引コストの経済学 3.結論 |
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第2章 チェスター・バーナードと誕生しつつある組織の科学 |
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1.バーナード 2.サイモンとその他の人々 3.取引コストの経済学:概念 4.結論 |
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第3章 取引コストの経済学 |
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1.序 2.背景 3.取引コストの経済学の運用化 4.パラダイム:垂直的統合 5.他の応用 6.実証 7.公共政策への含意 8.結論 |
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第Ⅱ部 概念と応用 |
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第4章 比較経済組織:固有の構造的代替様式の分析 |
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1.固有の構造分析 2.ガバナンスの次元化 3.識別的調合 4.比較静学 5.発展的議論 6.結論 |
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第5章 信憑性のあるコミットメント:交換を支える人質の利用 |
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1.私的秩序形成 2.人質モデル 3.サプライヤーを巻きこむこと 4.一方的取引 5.双務的適用 6.原油のスワップ取引契約 7.結論 |
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第6章 経済制度:自発的ガバナンスと意図的ガバナンス |
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1.概観 2.価格メカニズム 3.名声効果のメカニズム 4.逐次的短期契約 5.社会主義の経済組織 6.結論 |
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第7章 企業金融とコーポレートガバナンス |
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1.エージェンシー理論と取引コストの経済学の比較 2.プロジェクト金融 3.拡張,修正,適用 4.結論 |
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第8章 再分配政策と非効率の政治学と経済学 |
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1.市場の失敗 2.再分配政策:対抗的概念 3.意図された非効率 4.考えうる例外 5.結論 後記 |
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第Ⅲ部 組織論 |
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第9章 取引コストの経済学と組織論 |
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1.序 2.制度経済学 3.三層の図式 4.組織論の貢献的価値 5.取引コストの経済学:その戦略 6.追加的規則性 7.未解決の緊張 8.結論 |
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第10章 計算づく志向,信頼,経済組織 |
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1.計算づく志向 2.計算づくの信頼 3.ハイフン付きの信頼 4.ほとんど計算づくでない信頼 5.結論 |
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第Ⅳ部 公共政策 |
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第11章 独占禁止の制限 |
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1.独占禁止の論理 2.独占禁止のフィルター 3.戦略的行動 4.最近の独占禁止法違反の訴訟 5.結論 |
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第12章 戦略化・経済性・経済組織 |
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1.経済性,その一般論 2.比較契約論 3.日本企業 4.結論 |
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第13章 経済発展と経済改革の制度とガバナンス |
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1.経済発展と経済改革:概観 2.新制度経済学 3.制度は重要である 4.ミクロ的分析 5.私的秩序形成 6.いくつかの応用 7.結論 |
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第Ⅴ部 論争と見通し |
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第14章 取引コストの経済学と進化する組織の科学 |
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1.大学 2.私の研究史の因果関係 3.1970年以前 4.1970年代 5.1980年以降 6.反芻と見通し |