タイトルコード |
1000100603274 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
箱庭療法と心の変容 |
書名ヨミ |
ハコニワ リョウホウ ト ココロ ノ ヘンヨウ |
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イメージと関係性の視点から |
叢書名 |
アカデミア叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
千葉 友里香/著
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著者名ヨミ |
チバ ユリカ |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
創元社
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出版年月 |
2018.3 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-422-11645-7 |
ISBN |
4-422-11645-7 |
数量 |
214p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
146.8
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件名 |
箱庭療法
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内容紹介 |
箱庭療法によってなぜ作り手が変容していくのか。箱庭を制作した者に生じてくるさまざまな心の動きの体験と、その体験の心理臨床学的な意味を明らかにする。 |
著者紹介 |
1989年東京都生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター特定助教。 |
目次タイトル |
序章 箱庭療法との出会いから |
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1.箱庭療法と作り手の心の動き 2.本書の目的と構成 |
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第1章 箱庭療法における作り手の心理的変容の機序 |
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1.我が国における箱庭研究の概観 2.作り手の心理的変容の検討に必要な点 3.本書における研究の視点 |
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第2章 制作後に箱庭を言葉にすることにおける作り手のイメージ変容の体験 |
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1.箱庭療法と言葉 2.「箱庭を言葉にすること」について 3.イメージ変容の体験を表現してもらう方法 4.調査研究の方法 5.結果と考察-イメージ変容についての体験型の分類とSD法評定値との関連 6.結果と考察-箱庭を言葉にしている際の体験 7.結果と考察-調査事例の検討 8.総合考察 |
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第3章 心理臨床におけるイメージとイメージを体験する主体との関係性 |
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1.はじめに 2.自律性のあるものとしてのイメージ 3.イメージに対する主体の在り方 4.主体の身体感覚 5.イメージと現実 6.イメージを内在化すること 7.臨床事例 8.セラピストの存在 9.おわりに |
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第4章 箱庭と作り手との関係性の特徴 |
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1.はじめに 2.箱庭の三次元性 3.箱庭と作り手との関係性の特徴 4.おわりに |
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第5章 箱庭と作り手との関係性を表現するための方法 |
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1.はじめに 2.関係性を非言語的に表現すること 3.家族の関係性 4.母子の関係性 5.「本当の自分」と「本当の自分ではないような自分」との関係性 6.総合考察 7.おわりに |
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第6章 箱庭制作後における箱庭と作り手との関係性 |
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1.箱庭と作り手との関係性 2.本調査研究での「箱庭制作後」について 3.関係性の変化を捉えるための方法 4.本章における分析の視点 5.調査研究の方法 6.調査結果の整理 7.考察 8.総合考察-本章において示された「箱庭と作り手との関係性」 |
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第7章 箱庭制作後における箱庭と作り手との関係性の変化 |
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1.箱庭療法における作り手の心理的変容に関する研究 2.箱庭制作後における箱庭と作り手との関係性 3.本章における「箱庭制作後」とは 4.本章の目的 5.結果と考察-関係性変化の群とその意味 6.結果と考察-数量的データからみた各群の特徴 7.総合考察-各群の特徴からみる箱庭と作り手との関係性 |
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第8章 箱庭制作後における箱庭と作り手との関係性の変化 |
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1.制作直後から1週間後までの全体的変化 2.調査事例の検討 3.総合考察-4名の調査事例より |
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終章 箱庭療法における作り手の心理的変容 |
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1.個に寄り添うものとしての箱庭 2.箱庭療法における「心の層」 3.力動性,時間性,対自性から捉えた今後の課題 4.箱庭と作り手との関係性における見守り手の存在 5.心理療法としての箱庭療法 |