タイトルコード |
1000100726317 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
フードバンクの多様性とサプライチェーンの進化 |
書名ヨミ |
フード バンク ノ タヨウセイ ト サプライ チェーン ノ シンカ |
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食品寄付の海外動向と日本における課題 |
叢書名 |
日本農業市場学会研究叢書
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叢書番号 |
19 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小林 富雄/編著
野見山 敏雄/編著
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著者名ヨミ |
コバヤシ トミオ ノミヤマ トシオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
筑波書房
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出版年月 |
2019.7 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-8119-0557-0 |
ISBN |
4-8119-0557-0 |
数量 |
6,265p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
611.3
369.2
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件名 |
フードバンク
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内容紹介 |
フードバンクを「多機能性への評価」「運営資金」「受給者満足と品揃え」からアプローチ。過剰供給問題の解消、希薄化する社会関係を保つ活動などを評価しながら、農産物市場論や流通論といった方法論に依拠し議論する。 |
著者紹介 |
愛知工業大学経営学部教授。博士(農学)。博士(経済学)。著書に「食品ロスの経済学」など。 |
目次タイトル |
序章 フードバンクの位置づけと日本の現状 |
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第1節 サプライチェーンにおけるフードバンクの存在意義 第2節 日本におけるフードバンクの課題 第3節 分析方法と本書の構成 |
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第Ⅰ部 世界のフードバンクとその多様性 |
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第1章 フードサプライチェーンにおける寄付行動-フードバンクの国際比較におけるフレームワーク- |
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第1節 課題と方法 第2節 贈与研究の進展とマーケティング論からの分析 第3節 世界のフードバンクにおける多様性 第4節 食品寄付と貧困問題 第5節 小括:多様化するフードバンク分析のフレームワーク |
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第2章 フランス:フードバンク活動による食品ロス問題への対応と品揃え形成およびその政策的背景 |
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第1節 食品ロス削減に対するフードバンク活動への期待と矛盾 第2節 フランスの廃棄物規制とフードバンク支援政策 第3節 バンク・アリマンテールによる食料配布の仕組み 第4節 バンク・アリマンテールの食料収集経路 第5節 食料としての消費を前提とした食品収集方式 第6節 小括と残された課題 |
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第3章 韓国:フォーマルケアとしてのフードバンクの普及に関する分析-韓国社会福祉協議会の事例- |
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第1節 はじめに 第2節 研究の方法 第3節 調査結果 第4節 議論と小括 |
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第4章 イギリス:フードバンク普及における大規模小売業者の役割 |
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第1節 はじめに 第2節 生活困窮者とフードバンク活動 第3節 WRAPの機能と法整備 第4節 市民運動とフードバンクの推進 第5節 大手小売業者のフードロス対策と食品寄付 第6節 小括 |
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第5章 オーストラリア:産業化するフードバンクの分析 |
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第1節 課題と方法 第2節 オーストラリアの概況 第3節 ケーススタディ 第4節 小括 |
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第6章 香港:インフォーマルケアとしてのフードバンクの発展と多様化-活動の多様性と政策的新展開- |
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第1節 課題設定 第2節 分析の方法 第3節 調査対象の概要 第4節 ケーススタディ 第5節 小括 |
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第7章 台湾:カルフールの取組と台中市地方条例制定への進展 |
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第1節 課題の設定 第2節 台湾における貧困問題と食品廃棄物問題の概況 第3節 台湾FBにおける提供体制の拡充 第4節 カルフール台湾の食品寄付活動 第5節 小括 |
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第Ⅱ部 日本のフードバンクにおける現状と課題 |
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第8章 寄付食品の栄養学的側面と栄養バランス向上における課題 |
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第1節 緒言 第2節 データとアクセス方法 第3節 結果および考察 第4節 小括 |
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第9章 行政との協働から自立へと進化するフードバンク山梨 |
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第1節 活動の歴史 第2節 活動の特徴 第3節 ボランティアの参加の現状と課題 第4節 これからの展開課題 |
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第10章 フードバンク多文化みえにみる地方都市での活動成立要件 |
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第1節 はじめに 策2節 三重県のフードバンク活動とそのアクター 第3節 フードバンク活動の全体像 第4節 考察:普遍的な課題と地方特有の課題 第5節 評価と展望 |
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第11章 福岡県における物流からみたフードバンク運営と企業・行政との関係性 |
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第1節 はじめに 第2節 各FBの形態と特徴,行政との関係性 第3節 小括と残された課題 |
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第12章 フードバンク山口における分散型都市の連携課題 |
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第1節 はじめに 第2節 山口県の特徴 第3節 フードバンク山口 第4節 課題と展望 |
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終章 総括とフードバンクの課題 |
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第1節 各章の要約と論点 第2節 フードバンクの存在意義と寄付食品の半商品性 第3節 フード・シチズンシップ運動とフード・プロジェクト 第4節 これからのフードバンク |