タイトルコード |
1000100876111 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
甦る竪琴 |
書名ヨミ |
ヨミガエル タテゴト |
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ギュスターヴ・モロー作品における詩人イメージの変遷 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
喜多崎 親/著
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著者名ヨミ |
キタザキ チカシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
羽鳥書店
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出版年月 |
2021.2 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-904702-84-0 |
ISBN |
4-904702-84-0 |
数量 |
12,233,38p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
723.35
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個人件名 |
Moreau Gustave |
注記 |
文献:巻末p16〜25 |
内容紹介 |
生涯ギリシア神話やキリスト教主題を描き続けた画家ギュスターヴ・モロー。1860年代から晩年にかけて制作した、詩人に関わる6作品を取り上げ、生成過程を分析し、詩人イメージがいかに形成され変容したかを明らかにする。 |
著者紹介 |
早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。国立西洋美術館主任研究官などを経て、成城大学文芸学部教授。著書に「聖性の転位」など。 |
目次タイトル |
序論 |
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モローの美術史的位置づけ モローの研究史 本研究の対象と研究方法 |
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第一章 インスピレーションの寓意-「ヘシオドス」テーマの変奏 |
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Ⅰ ヘシオドスとムーサ Ⅱ ヘシオドスとムーサ達 Ⅲ ヘシオドスの変貌 Ⅳ インスピレーションの寓意 Ⅴ 結論 |
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第二章 哀悼の神話-新しい神話画としての《オルフェウス》 |
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Ⅰ 《オルフェウス》 Ⅱ オルフェウス図像の変遷 Ⅲ 一八六〇年代の神話画の性格 Ⅳ ピエタ図像との関係 Ⅴ コスチューム Ⅵ 一五世紀の乙女 Ⅶ 結論 |
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第三章 オリエント幻想-《聖なる象》の異国趣味 |
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Ⅰ グーピル画廊展 Ⅱ オリエントの詩人 Ⅲ 象に乗る女性 Ⅳ 合成されたオリエント Ⅴ 結論 |
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第四章 詩想の喪失-《人類の生》の二つのヴァージョン |
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Ⅰ 《人類の生》 Ⅱ 人類の堕落と救済 Ⅲ ヘシオドス Ⅳ オルフェウス Ⅴ 結論 |
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第五章 浄化と再生-《ユピテルとセメレ》の逸脱 |
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Ⅰ 神話からの逸脱 Ⅱ 神の出現と世界の変容 Ⅲ 聖婚と太陽神 Ⅳ ユピテルの変貌 Ⅴ 礼拝像への接近 Ⅵ 結論 |
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第六章 甦る竪琴-《死せる竪琴》と終末のヴィジョン |
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Ⅰ 遺言としての作品 Ⅱ 《死せる竪琴》 Ⅲ 生成過程 Ⅳ 竪琴 Ⅴ 結論 |
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結論 |