タイトルコード |
1000100877534 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世日本の災害と宗教 |
書名ヨミ |
キンセイ ニホン ノ サイガイ ト シュウキョウ |
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呪術・終末・慰霊・象徴 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
朴 炳道/著
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著者名ヨミ |
ボク ヘイドウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2021.3 |
本体価格 |
¥12000 |
ISBN |
978-4-642-04336-6 |
ISBN |
4-642-04336-6 |
数量 |
9,325,5p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
162.1
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件名 |
宗教-日本
民間信仰
災害-歴史
日本-歴史-江戸時代
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内容紹介 |
近世社会を生きた人々は、地震・飢饉・大火・疫病などの災害にどう対処してきたのか。呪術・終末・慰霊・象徴をキーワードに人々の認識と実践を追究。宗教学の視点から、生存の危機や対処の過程を「災害文化」として捉え直す。 |
著者紹介 |
1981年韓国生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科宗教学宗教史学専門分野博士課程修了(文学博士)。日本学術振興会外国人特別研究員(東北大学文学研究科)。 |
目次タイトル |
序章 「災害と宗教」研究序説 |
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一 非日常的な危機事態に向き合う人間 二 「災害」とは何か 三 「災害」をめぐる宗教学的理解の歴史 四 本書の構成 |
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第一章 「災害見聞記」からみる呪術と終末 |
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一 「災害見聞記」と中世日本における災害の記録 二 寛文二年の近江・若狭地震の「災害見聞記」 三 『かなめいし』に表れている災害除けの呪術と信仰 四 『かなめいし』の終末論 五 日本民俗・民衆宗教史における「災害」の意味 |
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第二章 近世火災における死・埋葬・慰霊 |
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一 近世災害における大量の死者 二 明暦の大火と回向院 三 「諸宗山無縁寺回向院」再考 四 近世における「回向院」の性格 五 近世における回向院の位置付け 六 トラウマの空間からユートピアの空間へ |
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第三章 近世飢饉における死・埋葬・慰霊 |
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一 近世日本の飢饉災害と飢饉死者 二 享保の飢饉の概要と死者の発生 三 飢饉死者の埋葬と慰霊 四 『飢饉地蔵物語』にみる享保の飢饉の死者慰霊 五 享保の飢饉における飢人地蔵信仰の背景と飢饉死者の性格 |
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第四章 近世災害死者をめぐる認識と実践 |
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一 災害死者の特徴 二 「無縁」概念の展開と死者としての「無縁」 三 無縁死者への認識とその歴史 四 災害供養塔からみる近世災害死者への認識 五 近世における災害の「無縁死者」と「無縁生者」の動態的関係 六 トラウマと「無縁」 |
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第五章 近世疫病における災害の象徴化 |
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一 災害文化と災害象徴 二 日本における疫病の歴史 三 文久二年の麻疹大流行と「はしか絵」の登場 四 「はしか絵」の災害象徴1 五 「はしか絵」の災害象徴2 六 麻疹大流行における「はしか絵」の意味 |
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第六章 幕末災害の象徴化と「災害錦絵」 |
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一 災害象徴と「災害錦絵」 二 幕末の災害と「災害錦絵」の登場 三 災害を起こす存在と災害を防ぐ存在 四 「災害錦絵」における風刺と死 五 「災害錦絵」の呪術性と複合的実用性 六 カテゴリーとしての「災害錦絵」 |
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終章 まとめと展望 |
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一 本書のまとめと意義 二 今後の課題と展望 |