タイトルコード |
1000100885747 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
権力分立論の誕生 |
書名ヨミ |
ケンリョク ブンリツロン ノ タンジョウ |
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ブリテン帝国の『法の精神』受容 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
上村 剛/著
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著者名ヨミ |
カミムラ ツヨシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2021.3 |
本体価格 |
¥6600 |
ISBN |
978-4-00-061460-3 |
ISBN |
4-00-061460-3 |
数量 |
8,338p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
311
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件名 |
権力分立
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注記 |
文献:p305〜327 |
内容紹介 |
いかにして権力分立論は姿を現したのか。18世紀後半のブリテン帝国における「法の精神」の受容に注目し、モンテスキューからアメリカ合衆国憲法制定時のマディソンらに至る政治思想史を精緻に叙述する。 |
著者紹介 |
1988年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。専門は政治思想史。日本学術振興会特別研究員PD(法政大学)。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1部 鏡の国のモンテスキュー? |
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第1章 『法の精神』における混合政体/権力分立と二つの裁判権 |
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第1節 「三権分立」をめぐる議論の錯綜 第2節 裁判権の重要性 |
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第2章 仏英における『法の精神』受容とブラックストン『イングランド法釈義』 |
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第1節 英語圏におけるモンテスキューの高評価 第2節 ブラックストンにおける混合政体論と権力分立論の重なり 第3節 モンテスキューからブラックストンへ |
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第2部 さまよえるブリテン人 |
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第3章 総督と植民地 |
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第1節 1763年勅令と新植民地の苦闘 第2節 トマス・パウナル 第3節 国王大権モデルと混合政体モデル |
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第4章 ミドルセックス選挙における混合政体論と権力分立論の衝突 |
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第1節 論争が起きるまで 第2節 庶民院議会における罷免の決議と、グレンヴィルの反論 第3節 ウィルクスの再選と、議会外への論争の波及 第4節 立法権と司法権の異同? 第5節 論争の終了と影響 第6節 非混合政体論的国制解釈への傾斜 |
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第5章 植民地に裁判所を作る |
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第1節 支配権の確立から司法法案まで 第2節 東インド会社規制法案と最高裁判所 第3節 ブリテン帝国における権力分立論の誕生 |
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第3部 そうやって最も美しい噓が生まれる |
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第6章 ケベック法とジョン・ディキンソン |
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第1節 フランス法の尊重か、イングランド法の導入か 第2節 ジョン・ディキンソン、反本国派のリーダーになる 第3節 『ケベック住民への手紙』におけるモンテスキューの援用 第4節 植民地期の権力分立テーゼ・再考 |
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第7章 1776年の邦憲法制定 |
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第1節 宙づりの権力分立論 第2節 ヴァージニア邦憲法における権力分立の成文化 第3節 権力分立と帝国的統治構造 |
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第8章 マディソンの換骨奪胎 |
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第1節 いかに邦を抑制するか 第2節 『フェデラリスト』における非権力分立論的権力分立論の価値 第3節 Adieu,Montesquieu |
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第9章 ハミルトンの一点突破 |
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第1節 ハミルトンと執行権の単一性 第2節 執行参議会をめぐる葛藤 第3節 「立法審査制」から司法審査制への横滑り |
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終章 |