タイトルコード |
1000100887322 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
職人集団の歴史地理 |
書名ヨミ |
ショクニン シュウダン ノ レキシ チリ |
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出稼ぎ鍛冶の地域的展開 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
河島 一仁/著
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著者名ヨミ |
カワシマ カズヒト |
出版地 |
東京 |
出版者 |
古今書院
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出版年月 |
2021.3 |
本体価格 |
¥12000 |
ISBN |
978-4-7722-4221-9 |
ISBN |
4-7722-4221-9 |
数量 |
13,583p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
384.38
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件名 |
鍛造
職人
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内容紹介 |
近隣地域に出かけて農具の製造・修理を行った「野鍛冶」は、近世以降、どのような集団として機能したのか。大野鍛冶、紀州鍛冶を対象とし、フィールド調査をもとに解明。アイルランドにおける鍛冶と鋤の研究史も取り上げる。 |
著者紹介 |
1955年大阪府生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程中退。同大学文学部教授。 |
目次タイトル |
序章 |
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1.歴史地理学における職人の研究 2.山村研究における木地屋 3.伝統工業と職人 4.出稼ぎ研究における職人 5.職人と職人集団 6.本書の構成 |
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第1部 研究史 |
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第1章 辞典の記述を通してみた日本における鍛冶に関する研究の蓄積 |
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1.目的と方法 2.地理学 3.日本民俗学 4.日本史学 5.小括 |
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第2章 日本における鋳物師と鍛冶に関する研究の進展 |
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1.目的と方法 2.鋳物師に関する研究 3.鍛冶の居住と集落形成 4.鍛冶の移動 5.関連する諸学問における研究の進展 6.出稼ぎの鍛冶と鍛冶仲間 7.鍬と野鍛冶 8.出稼ぎ鍛冶 9.小括 |
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第3章 アイルランドにおける鍛冶と鋤の研究史 |
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1.目的と方法 2.フォークロア研究とフォークライフ研究 3.フォークライフ研究と地理学 4.北アイルランドにおける鍛冶の研究史 5.鋤の研究史 6.アイルランドの鍛冶 7.小括 |
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第2部 東海地方における大野鍛冶の地域的展開 |
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第4章 三河と尾張における鍛冶集団 |
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1.目的と方法 2.『百姓伝記』の鍬と鎌 3.吉田鍛冶と大野鍛冶の競合 4.大野鍛冶に関する研究の進展 5.「江州辻村」の鍛冶 6.小括 |
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第5章 大野鍛冶と「江州辻村」の鋳物師と鍛冶 |
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1.目的と方法 2.辻村の地理的実態 3.辻鋳物師と西三河 4.小括 |
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第6章 19世紀以降の大野村とその周辺地域における鍛冶 |
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1.目的と方法 2.知多郡と大野村における鍛冶の分布 3.大野における金物問屋 4.「大野近郷」の鍛冶 5.小括 |
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第7章 東春日井郡における大野鍛冶の地域的展開 |
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1.目的と方法 2.1931年頃の野鍛冶業 3.高度経済成長期の野鍛冶業 4.東春日井郡における大野鍛冶 5.小括 6.第2部の総括 |
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第3部 近畿地方における紀州鍛冶の地域的展開 |
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第8章 『農具便利論』の「農具鍛冶」と「其処の鍛冶」 |
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1.目的と方法 2.大蔵永常の生涯と『農具便利論』 3.『農具便利論』の記載 4.堺の鍛冶と株仲間 5.「其処の鍛冶」と紀州鍛冶 6.小括 |
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第9章 京都府における野鍛冶の地域的構成 |
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1.目的と方法 2.「物産表」にみる摂河泉と「其外近国」における鍬の生産 3.「職工」の地域的構成 4.「鍛工」の地域的構成 5.1940年代の野鍛冶 6.野鍛冶の分布 7.紀州鍛冶の出身地 8.小括 |
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第10章 船井郡における紀州鍛冶 |
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1.目的と方法 2.野鍛冶の分布とその変化 3.野鍛冶の商圏・サービスエリアとその変化 4.小括 |
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第11章 京都府の山城における紀州鍛冶 |
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1.目的と方法 2.京都市における紀州鍛冶 3.山城南部における紀州鍛冶 4.乙訓郡における紀州鍛冶 5.山城南部への紀州鍛冶の「来住」 6.野鍛冶業の変容 7.京都府における紀州鍛冶の分布と出身地 8.小括 |
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第12章 奈良県における紀州鍛冶 |
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1.目的と方法 2.19世紀末以降の野鍛冶 3.野鍛冶の分布 4.野鍛冶業の変容 5.小括 6.第3部の総括 |
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第4部 紀州鍛冶の集団構造と輩出地域の構成 |
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第13章 文政期以降の南部川流域における紀州鍛冶 |
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1.紀州鍛冶の受容地域と輩出地域 2.目的と方法 3.埴田の紀州鍛冶 4.南部川村の紀州鍛冶 5.南部川流域における刃物鍛冶 6.小括 |
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第14章 安政期の山城とその周辺における紀州鍛冶の分布 |
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1.目的 2.方法と史料 3.紀州鍛冶と「他国出稼之鍛冶共」 4.山城国綴喜郡における稼ぎ場所争論 5.「国越」をめぐる鍛冶組織の対立 6.小括 |
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第15章 紀州鍛冶に関わる受容地域の構成 |
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1.目的と方法 2.対象地域の地理的性格 3.紀州鍛冶の輩出地域 4.小括 |
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第16章 田辺領における鍛冶仲間と「出張稼」 |
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1.目的と方法 2.鍛冶の地域的構成 3.東本庄村への「出張鍛冶」 4.「出張稼」に対する営業規制 5.農民と鍛冶 6.小括 |
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第17章 田辺領における本役鍛冶の稼ぎ場地域 |
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1.目的と方法 2.稼ぎ場地域の構成 3.稼ぎ場地城における営業規制 4.稼ぎ場地域における農民と鍛冶 5.小括 |
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第18章 新宮領における野鍛冶と紀州鍛冶 |
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1.目的と方法 2.鍛冶仲間による営業規制 3.鍛冶仲間に属さない野鍛冶のライフヒストリー 4.小括 5.第4部の総括 |
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終章 |
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1.17世紀から19世紀前半までの野鍛冶 2.18・19世紀における大野鍛冶 3.18・19世紀における紀州鍛冶 4.20世紀における野鍛冶 5.鋤と鍬 6.今後の諸課題 |