タイトルコード |
1000100895845 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
織田・豊臣城郭の構造と展開 上 |
巻次(漢字) |
上 |
書名ヨミ |
オダ トヨトミ ジョウカク ノ コウゾウ ト テンカイ |
叢書名 |
戎光祥城郭叢書
|
叢書番号 |
1 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
中井 均/著
|
著者名ヨミ |
ナカイ ヒトシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
戎光祥出版
|
出版年月 |
2021.5 |
本体価格 |
¥8600 |
ISBN |
978-4-86403-383-1 |
ISBN |
4-86403-383-1 |
数量 |
346,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
521.823
|
件名 |
城
|
内容紹介 |
考古学・文献史学・縄張り研究の成果を精緻に分析し、織田・豊臣政権が築いた城郭の特徴や、それまでとの違いを論じる。上は、礎石建物・瓦・石垣・虎口等に着目するほか、この時期の陣城の実態にも迫る。 |
著者紹介 |
1955年大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。滋賀県立大学名誉教授。専門は日本考古学。著書に「城館調査の手引き」など。 |
目次タイトル |
序章 城郭研究の進展と織豊系城郭 |
|
第一部 織田・豊臣城郭の構造 |
|
第一章 織豊系城郭の画期 |
|
はじめに 一、研究史 二、城郭における礎石建物の出現と展開 三、城郭における瓦葺き建物の出現と展開 四、石垣の出現と縄張りの変化 おわりに-礎石、瓦、石垣の物語るもの |
|
第二章 織豊系城郭の特質について |
|
はじめに 一、従来の研究史 二、織豊系城郭の特徴 三、遺物としての瓦研究 四、瓦研究の課題と今後の方向性 おわりに |
|
第三章 城郭にみる石垣・瓦・礎石建物 |
|
はじめに 一、安土築城前夜 二、織豊系城郭の成立 三、織豊系城郭の展開 四、掘立柱建物から礎石建物へ 五、瓦にみる近世化 おわりに |
|
第四章 虎口「空間」について |
|
はじめに 一、虎口「空間」とは 二、枡形虎口 三、様々な虎口「空間」 四、枡形虎口の成立 五、様々な枡形虎口 おわりに |
|
第五章 大坂城の縄張り |
|
はじめに 一、絵図による検証 二、本丸の構造 三、二ノ丸の構造 四、惣構の防御 おわりに |
|
第六章 聚楽第の構造 |
|
はじめに 一、築城の経過 二、聚楽第の構造 三、聚楽第の意義 |
|
第七章 城郭史からみた聚楽第と伏見城 |
|
はじめに 一、聚楽第の構造 二、伏見城の構造 おわりに |
|
第八章 伏見城と豊臣・徳川初期の城郭構造 |
|
はじめに 一、伏見城の時代 二、伏見城の画期 三、絵図からみた伏見城 四、伏見城の縄張り 五、現地との照合 おわりに 付記-伏見城からの移築建造物 |
|
第九章 破城を再検討する |
|
はじめに 一、誰が、なぜ、城を壊すのか 二、象徴としての城を壊す 三、慶長・元和の破城 四、寛永の破城 五、破城の儀礼 おわりに |
|
第二部 陣城と本支城体制 |
|
第一章 上平寺城跡の構造 |
|
はじめに 一、上平寺城をめぐるこれまでの研究 二、上平寺城の歴史 三、測量成果からみた上平寺城の構造 四、構造についての考察 おわりに |
|
第二章 堀尾氏の支城としての三刀屋尾崎城 |
|
はじめに 一、堀尾氏の出雲入国 二、出雲における織田・豊臣系城郭 三、三刀屋尾崎城の歴史 四、三刀屋尾崎城の構造 おわりに |
|
第三章 堀尾氏の支城としての赤名瀬戸山城 |
|
はじめに 一、赤名瀬戸山城の位置と立地 二、赤名瀬戸山城の歴史 三、赤名瀬戸山城の構造 四、赤名瀬戸山城下の構造 おわりに |
|
第四章 堀尾氏の支城としての亀嵩城と三沢城 |
|
はじめに 一、亀嵩城の歴史と構造 二、三沢城の歴史と構造 三、横田方面への支城は存在したか おわりに |
|
第三部 城郭瓦の展開 |
|
第一章 安土城以前の城郭瓦 |
|
はじめに 一、出土城郭の検討 二、安土城に先行する瓦の実態 おわりに |
|
第二章 小谷城跡出土の瓦について |
|
はじめに 一、出土状況 二、出土瓦の概要 三、出土瓦の考察 おわりに |
|
第三章 但馬竹田城跡採集瓦について |
|
はじめに 一、採集瓦の検討 二、採集瓦の考察 おわりに |
|
第四章 家紋を押印した城郭瓦 |
|
はじめに 一、志摩鳥羽城跡出土瓦 二、豊後日出城跡出土瓦 三、長門萩城跡出土瓦 四、出雲松江城跡出土瓦 五、安芸広島城跡出土瓦 六、城郭への供給を示す目印 おわりに |
|
終章 織豊系城郭研究の課題と展望 |