タイトルコード |
1000100921830 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
満洲移民・青少年義勇軍の研究 |
書名ヨミ |
マンシュウ イミン セイショウネン ギユウグン ノ ケンキュウ |
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長野県下の国策遂行 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
本島 和人/著
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著者名ヨミ |
モトジマ カズト |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2021.9 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-642-03905-5 |
ISBN |
4-642-03905-5 |
数量 |
11,356,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
334.4225
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件名 |
移民・植民
満州
満蒙開拓青少年義勇軍
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内容紹介 |
全国一、満洲移民を送り出した長野県飯田・下伊那。なぜ多くの人びとが海を越えて満洲へ渡り、多大な犠牲を払うことになったのか。体験者の聞き取りと史料・文献により、地域の特異性を浮き彫りにして、新たな知見を示す。 |
著者紹介 |
1949年長野県生まれ。信州大学大学院経済・社会政策科学研究科修了。飯田市歴史研究所調査研究員。 |
目次タイトル |
序章 満洲移民と下伊那 |
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はじめに 一 検証の前提 二 満洲移民の記憶と記録 三 課題への接近と先行研究 おわりに |
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第一章 武装移民から満洲信濃村建設へ |
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はじめに 一 武装(試験)移民からはじまる下伊那の満洲移民 二 信濃海外協会による満洲愛国信濃村への動き 三 「御下問」と満洲信濃村への動き 四 満洲信濃村と下伊那 五 満洲信濃村と県議会 おわりに |
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第二章 松島自由移民 |
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はじめに 一 写真「送吉林省松島自由移民団」をよむ 二 松島親造の帰郷と下伊那の情勢 三 松島自由移民の募集開始と下伊那郡町村長会 四 募集をめぐる動きと下伊那郡町村長会 五 下伊那郡町村長会の変節と転換 六 体験者の証言にみる松島自由移民の記憶 七 分村送出と下伊那郡町村長会 おわりに |
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第三章 「国策の線に沿つて進む」下伊那郡町村長会 |
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はじめに 一 「下伊那村」建設への動きと満洲視察 二 日中戦争開戦と満洲視察の「中止」 三 一九三八年の年明けと視察決定 四 参加者それぞれの事情と背景 五 満洲農業移民地視察の記録を読む おわりに |
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第四章 「模範村」川路村の分村決議 |
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はじめに 一 明治期から分村決議以前の村政 二 満洲移民後援会の設立と寄附の募集 三 難航する先遣隊募集 四 特別助成村指定と新たな問題 五 経済更生祈願祭の開催と「二百戸」送出に固執する村当局 おわりに |
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第五章 顕在化する川路村の亀裂 |
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はじめに 一 団員募集の難航と村議会の動き 二 中央の介入と県による圧力と斡旋 三 経済状況の好転による募集難航と再び村長辞任表明 四 村長辞任、後任をめぐる混乱と勤労奉仕隊の派遣 五 実際の送出数を検証する おわりに |
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第六章 川路分村完成を促す県の指導と介入 |
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はじめに 一 県による川路分村促進のテコ入れ 二 上伊那郡からの「応援」 三 飯田市からの応援の試み 四 南佐久郡海瀬村、川路分村入植に至る背景 五 海瀬村の中心人物と清水清分村団長 六 老石房川路分村と海瀬村からの入植者 おわりに |
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第七章 満蒙開拓青少年義勇軍送出と下伊那教育会 |
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はじめに 一 青少年義勇軍送出と拓務訓練 二 昭和十七年度編成(一九四一年募集)の割当増と拓務訓練計画の決定 三 下伊那四二校二〇八名が参加した拓務訓練 四 参加二〇八名中「確定者」は六二名 五 送出を担当した教員たちの戦後の回想 おわりに |
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終章 敗戦間際まで続いた国策満洲移民 |
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一 満洲開拓第二期五ケ年計画と下伊那 二 拓務省委員中原謹司の満洲視察と下伊那 三 なぜ、下伊那から多くの人びとが満洲へ向かったのか おわりに |