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書誌情報サマリ

書名

ホメロスの逆襲 

著者名 小川 正廣/著
著者名ヨミ オガワ マサヒロ
出版者 名古屋大学出版会
出版年月 2021.12


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架9911/ホ 13/2102977403一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000100951337
書誌種別 図書
書名 ホメロスの逆襲 
書名ヨミ ホメロス ノ ギャクシュウ
それは西洋の古典か
言語区分 日本語
著者名 小川 正廣/著
著者名ヨミ オガワ マサヒロ
出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版年月 2021.12
本体価格 ¥9000
ISBN 978-4-8158-1050-4
ISBN 4-8158-1050-4
数量 13,548,70p
大きさ 22cm
分類記号 991.1
個人件名 Homēros
注記 文献:巻末p13〜38
内容紹介 最古・最大の「西洋古典」とされるホメロス。だが、創造と受容のいずれも西洋の枠組みには収まらなかった。詩人ホメロスの文学的真価の解明に資するため、作品論と受容史の両面を考察し、ホメロス再評価の動きに光を当てる。
著者紹介 1951年京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学。名古屋大学名誉教授。博士(文学)。著書に「ウェルギリウス研究」「ウェルギリウス『アエネーイス』」など。
目次タイトル 序章 ホメロスは西洋の古典か
はじめに 1 古代・中世のギリシア世界とホメロス 2 古代・中世の西欧世界とホメロス 3 近・現代の西欧世界とホメロス むすび
第Ⅰ部 ホメロス詩の知られざる源泉
第1章 オリエント神話とホメロス
はじめに 1 『ギルガメシュ叙事詩』と洪水伝承 2 ホメロスの叙事詩と洪水伝承 3 ウェルギリウスの叙事詩と洪水伝承
第2章 オリエント宗教とホメロス
はじめに-『イリアス』における二つの運命の計量 1 秤の場面の謎 2 古代オリエント宗教、ユダヤ教、イスラム教における運命の秤 むすび-ホメロスにもどって
第3章 民話から叙事詩へ
はじめに 1 英雄の選択 2 メレアグロスの物語 3 ポイニクスの自伝的物語 4 アキレウスの選択 むすび
第Ⅱ部 ホメロス詩のヴィジョン
第4章 ホメロスの時代と叙事詩のヴィジョン
はじめに-ホメロスと歴史 1 ホメロスの時代と叙事詩 2 『イリアス』の社会的ヴィジョン むすび
第5章 帰国物語の社会的ヴィジョン
はじめに-ポリスとオイコス 1 オイコスの危機 2 求婚者たちの目的 3 求婚の第一段階-テレマコスの成人以前 4 求婚の第二段階-テレマコス暗殺の計画 5 バシレウスの地位 6 求婚の第三段階-弓競技の意味 7 求婚者殺戮-三段階の英雄再認 むすび-オイコスとポリスの関係
第6章 『オデュッセイア』における戦争と平和
はじめに-『オデュッセイア』は平和への転換を語る作品か? 1 デモドコスの歌における戦争と平和 2 『イリアス』における平和と戦争 3 『オデュッセイア』における求婚者との争い 4 結末における不完全な仲裁(第二十四歌) 5 戦争の抑止と戦闘的英雄への回帰
第Ⅲ部 ホメロス詩のテクスト形成
第7章 ホメロスと文字使用
はじめに 1 口誦詩としてのホメロスの詩と文字使用 2 文献としてのホメロス詩の起源 むすび
第8章 ホメロスと口誦伝統
はじめに 1 口誦詩とは何か 2 口頭詩作と文字使用 3 ホメロス詩の文字化とその影響
第9章 ホメロス詩のカノン選定
はじめに-西洋古典とカノン 1 ギリシア古典のカノンの成立-ヘレニズム時代における認定 2 悲劇詩人のカノン 3 叙事詩人のカノン 4 叙事詩人のカノン形成-問題点 5 前六世紀のアテナイとホメロス詩の選定 6 伝記から見たホメロス詩の選定 むすび-ホメロスとヘシオドスの歌競べの意味
第Ⅳ部 ホメロスの変容と溶暗
第10章 ホメロスからウェルギリウスへ
はじめに 1 神話におけるギリシア人の自由 2 ローマ人の自由
第11章 『イリアス』と『アエネイス』における英雄と死
はじめに 1 『イリアス』における英雄と死の恐怖 2 『アエネイス』における英雄の死 3 『イリアス』における死の恐怖の意味 4 『アエネイス』における死の恐怖と運命
第12章 『アエネイス』の結末と戦争の罪責
はじめに-『平家物語』における勝者の「ゆるし」への渇望 1 『アエネイス』における英雄の罪責意識-ディードの死をめぐって 2 戦争における罪責意識-イタリアでの戦い 3 叙事詩の結末における罪責とゆるし
第13章 ダンテにおけるウェルギリウス
はじめに-ホメロス、ウェルギリウス、ダンテ 1 『神曲』におけるダンテとウェルギリウス 2 『神曲』におけるウェルギリウスの限界 3 リンボのウェルギリウスと『神曲』の意図
第14章 ビザンツ文化におけるホメロスとトロイア戦争
はじめに 1 古代末期と西欧中世における疑似トロイア戦記文学 2 ビザンツの世界史年代記におけるトロイア戦争 3 スラヴ世界とオスマン帝国での伝承変容 むすび
終章 ホメロスの逆襲
はじめに-本章までの要旨 1 ホメロスの復権 2 アキレウスの盾



内容細目

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2021
991.1 991.1
Homēros
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