タイトルコード |
1000100951626 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
オレーシャ『羨望』草稿研究 |
書名ヨミ |
オレーシャ センボウ ソウコウ ケンキュウ |
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人物造形の軌跡 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
古宮 路子/著
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著者名ヨミ |
コミヤ ミチコ |
出版地 |
開成町(神奈川県) |
出版者 |
成文社
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出版年月 |
2021.12 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-86520-058-4 |
ISBN |
4-86520-058-4 |
数量 |
238p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
983
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件名 |
羨望
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個人件名 |
Olesha IUriĭ Karlovich |
注記 |
文献:p218〜235 |
内容紹介 |
初めて書いた本格的小説「羨望」で文学界に進出し、スターリン体制の確立期以降は不遇となった寡作な作家オレーシャ。ロシア革命後のモスクワを舞台にした「羨望」の草稿の検証を通じて、作品の生成プロセスを明らかにする。 |
著者紹介 |
1982年千葉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。同大学院人文社会系研究科・文学部助教。博士(文学)。専門は20世紀ロシア文学。 |
目次タイトル |
序論 |
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1.オレーシャの作家生涯と『羨望』 2.ストーリー概要 3.執筆の経過と草稿の特色 4.『羨望』草稿研究史 5.本書の課題 |
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第1章 主人公と語り手 |
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1.語りの形式の変更をめぐる問題 2.主人公イヴァン・バービチェフと語り手ズヴェズダーロフ(第1の時期) 3.主人公イヴァン・バービチェフと語り手カヴァレーロフ(第2の時期) 4.主人公カヴァレーロフとイヴァン・バービチェフ像(第3の時期) 5.主人公カヴァレーロフと語り手の隣人(第3の時期) 6.語りの形式の変更の背後にあるもの |
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第2章 格下げと主人公化-カヴァレーロフ |
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1.格下げの端緒 2.カヴァレーロフ像のさらなる変容 3.知識人オレーシャとカヴァレーロフ像 |
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第3章 光と陰-アンドレイ・バービチェフ |
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1.敵役か「肯定的登場人物」か? 2.技術職の知識人 3.リーザ・キャメロンとの恋愛 4.父親像 5.リョーリャとの恋愛 6.ソーセージ屋 7.元ブルジョアへの妬み |
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第4章 「反社会的」発明家-イヴァン・バービチェフ |
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1.イメージソースとしての『透明人間』 2.しゃぼん玉の発明 3.無益な事物の職人 4.「イヴァン・バービチェフの物語」 5.夢物語に終わる発明 6.「反社会」幻想 |
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第5章 「弱さ」の克服-ヴァーリャ |
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1.曖昧なヒロイン像 2.主人公イヴァン・バービチェフとリョーリャ 3.恋愛の導入(リーザ・キャメロン) 4.美しさと「弱さ」(リョーリャ・タタリノヴァ) 5.ヴォロージャによる「啓蒙」(ヴァーリャ) 6.ヴァーリャ像の正体 |
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第6章 「他者」の肯定性-ヴォロージャ・マカーロフ |
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1.ヴォロージャ像の肯定性 2.サッカー選手(ヴォロージャ・バービチェフ) 3.コムソモール員 4.「啓蒙」の主体 5.人間機械 6.肯定的イメージの寄せ集め |
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第7章 格下げと女性像-アーニチカ・プロコポーヴィチ |
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1.否定的女性像 2.場末の住環境 3.「不健康」な性愛(エリザヴェータ・クーニナ) 4.アーニチカと父 5.私的領域の存在 |
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結論 |