タイトルコード |
1000101074951 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
江戸の借金 |
書名ヨミ |
エド ノ シャッキン |
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借りてから返すまで |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
荒木 仁朗/著
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著者名ヨミ |
アラキ ジロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
八木書店出版部
八木書店(発売)
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出版年月 |
2023.5 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-8406-2264-6 |
ISBN |
4-8406-2264-6 |
数量 |
8,336,7p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.5
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件名 |
日本-歴史-江戸時代
消費貸借
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内容紹介 |
江戸時代の借金は「口約束」からはじまった! 大量に残された証文を読み解き、江戸時代の農村における借金事情を明らかにする。近世古文書学などの文献史学、アーカイブズ学、経済史、農業史、法制史に寄与する一冊。 |
著者紹介 |
神奈川県生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同大学・中央学院大学・千葉経済大学非常勤講師。海老名市歴史資料収蔵館事務専門員。博士(史学)。 |
目次タイトル |
序章 借金と証文類 |
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はじめに 第一節 証文の形式 第二節 研究史の整理と課題 おわりに |
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第一部 村の返済マニュアル |
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第一章 口約束から一筆へ |
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はじめに 第一節 「口入金借方覚帳」の史料的性格 第二節 金子借用の実態 第三節 一筆を取るまで おわりに |
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<コラム>古代は借金地獄?出挙の裏表 |
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第二章 一筆の行方 |
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はじめに 第一節 証文類とその時期的分布 第二節 証文と借用金額 第三節 借金の継続と証文の書替 第四節 永代売の実態 おわりに |
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<コラム>徳政令の真実 |
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第三章 土地を取り戻す |
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はじめに 第一節 返り手形と永代売 第二節 「帰り永代」慣行の特質と展開 おわりに |
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<コラム>江戸の公金貸付は返済不要?公金貸付の実態 |
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第二部 変容する村の返済マニュアル |
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第一章 災害と借金 |
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はじめに 第一節 帳簿からみる借金返済の概観 第二節 借金返済の変容と請戻し権の喪失 おわりに |
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<コラム>明治の買戻し慣行 |
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第二章 返済条件の変更 |
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はじめに 第一節 相模国足柄下郡根府川村について 第二節 享保期の有合売渡と金子借用 第三節 寛延から天明期の有合売渡と金子借用・質地 おわりに |
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<コラム>戦後のいつの間にか戻ってきた土地 |
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第三章 流地と生活支援 |
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はじめに 第一節 請戻し不可文言と土地売買 第二節 祝金と請戻し不可 第三節 一九世紀小田原の借金返済 第四節 請戻し不可契約後の行方 おわりに |
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<コラム>世界の借金事情 |
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終章 借金と村 |
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はじめに 第一節 各部のまとめ 第二節 近世農村借金返済(債務処理)の過程と村の関与 第三節 近世農村借金返済(債務処理)の歴史的位置 おわりに |