タイトルコード |
1000101082692 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
原発災害と生活再建の社会学 |
書名ヨミ |
ゲンパツ サイガイ ト セイカツ サイケン ノ シャカイガク |
|
なぜ何も作らない農地を手入れするのか |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
庄司 貴俊/著
|
著者名ヨミ |
ショウジ タカトシ |
出版地 |
横浜 |
出版者 |
春風社
|
出版年月 |
2023.4 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-86110-861-7 |
ISBN |
4-86110-861-7 |
数量 |
3,227p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
369.36
|
件名 |
福島第一原子力発電所事故(2011)
災害復興
|
注記 |
文献:p219〜226 |
内容紹介 |
原発被災地域のフィールドワークから、居住制限や生産制限といった不条理に直面しているにもかかわらず、なぜ人びとが原発被災地で暮らし続けることができるのか、その論理を明らかにする。 |
目次タイトル |
序章 原発被災地で暮らす人びとを対象として |
|
一 故郷を去る人びと 二 故郷に残る人びと 三 本書の構成 |
|
第一章 先行研究と本論の方法 |
|
一 原発事故後の暮らしに目を向けて 二 災害後にみられる「日常」 三 人と農地との関わりに着目する理由 |
|
第二章 原発事故と地域社会 |
|
一 対象地域について 二 原発事故による分断 三 避難から帰還までの過程 四 原発災害とはどのような災害か 五 農地の手入れは利用されたものか |
|
第三章 農地を手入れする人びと |
|
一 農地への働きかけに関する研究 二 仮説の検討と棄却の理由 三 荒廃を防ぐ農地との関わり 四 恥の意識とその由来 五 関係回復の論理 |
|
第四章 事故前のように振る舞う人びと |
|
一 原発事故以前と同じ周期で行われる農地との関わり 二 地域のイニシアティブをめぐる実践 三 農地との関わりにおける日常の生活規範 四 当事者性の維持 五 再定住の論理 |
|
第五章 農業を“やらない”人びと |
|
一 農地に対する主体性 二 本研究と従来の研究との差異 三 生産力の存在 四 仮定的な予見 五 仮定の論理 |
|
終章 原発被災地で暮らす人びとからみえる生活再建の論理 |
|
一 原発被災地で暮らし続ける“生活時間の仮構築の論理” 二 本研究の知見に基づく原発被災者の生活再建に関する考察 |
|
補遺1 事故後の人びとの動向 |
|
一 Kさんの事例:世帯番号<3> 二 Fさんの事例:世帯番号<5> |
|
補遺2 本論の知見に関する比較検討 |
|
一 酪農家と漁師の事例 二 <本>と<再>と<新> 三 仮の行き先 |
|
補遺3 本研究の課題と今後の展望 |
|
一 本書の意義と今後の課題 二 本研究の展望 |