タイトルコード |
1000101110286 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
実践詳解精神分析16講 上 |
巻次(漢字) |
上 |
書名ヨミ |
ジッセン ショウカイ セイシン ブンセキ ジュウロッコウ |
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フロイト理論の誕生と展開 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
吾妻 壮/著
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著者名ヨミ |
アガツマ ソウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩崎学術出版社
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出版年月 |
2023.10 |
本体価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7533-1230-6 |
ISBN |
4-7533-1230-6 |
数量 |
221p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
146.1
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件名 |
精神分析
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注記 |
文献:p212〜213 |
内容紹介 |
実践としての精神分析を、学派を超えて徹底講義。上は、フロイトの前精神分析時代、死の欲動、古典的精神分析技法の確立、フロイトとその追随者たちなど、全8講を収録する。 |
目次タイトル |
第1講 イントロダクション |
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精神分析のイメージ 精神分析の基本としての実践 臨床ディシプリン 無意識の探究 フロイトの位置づけ 精神分析の学派 精神分析と科学 精神分析と宗教 精神分析とアート 精神分析の枠組み 精神分析と精神分析的心理療法 無意識の探究法 国際精神分析協会 精神分析の訓練 IPAの外の精神分析 |
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第2講 フロイトの前精神分析時代 |
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フロイトを学ぶということ 科学とフロイト フロイトの家族 大学入学以降 キャリアをめぐる悩み パリ留学とヒステリーとの出会い 初期のフロイトの仕事 こころの仕組みをめぐって 慣性原理 機能的分割 恒常原理 局所モデルと構造モデル |
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第3講 精神分析の始まり |
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コカインとフロイト 『ヒステリー研究』 アンナ・O 他の患者たち ヒステリーの病因としての無意識 精神分析の確立に向けて 心的エネルギーについて リビドー 欲動 本能 神経症と防衛 ヒステリーにおける症状形成 強迫神経症における症状形成 思考と行為 |
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第4講 フロイト理論の展開 |
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こころの区分 こころと防衛 心的決定論、無意識的記憶痕跡 無意識を知る方法 夢の分析 夢の刺激源 夢は願望充足である 顕在的夢内容、潜在的夢内容、検閲 夢の仕事 夢の二次加工 こころの外部とこころの内部の区別 制止 「性欲論三篇」 欲動と発達 欲動の三要素 倒錯 神経症と倒錯の関係 |
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第5講 同一化から構造モデルへ |
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対象とは何か 心的エネルギーと対象 フロイトのこころのモデル 無意識システム、意識システム、前意識システム 無意識システムの特徴 事後性、隠蔽記憶 無意識と論理 力動的無意識と記述的無意識 同一化 対象関係論の萌芽 構造モデルに向かって エスから自我へ 自我から超自我へ 対象への備給と同一化 エディプス・コンプレックス エディプス神話 嫉妬と羨望 陰性エディプスとエディプス・コンプレックスの衰微 禁止と理想 エスと超自我の関係 自己愛 自体愛、一次自己愛、二次自己愛 |
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第6講 死の欲動 |
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死の欲動 欲動二元論 反復強迫 外傷神経症の性質 子どもの遊び-快感原則の範囲での反復強迫 仮想的な系-「小胞」 刺激保護と拘束 刺激の内的な源 快感原則の彼岸 クラインと死の欲動 |
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第7講 古典的精神分析技法の確立 |
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技法論とは 精神分析技法論の確立 適応 設定 自由連想法 平等に漂う注意 中立性 匿名性 禁欲原則 抵抗 転移 陽性転移、陰性転移 転移抵抗 再構築 解釈 精神分析的観点 ワーキングスルー 転移の意義の変化 フロイトの限界 |
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第8講 フロイトとその追随者たち |
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精神分析家の集団 精神分析協会 「水曜日協会」 追随者と反対者の出現 アンナ・フロイトとクラインの論争 |