タイトルコード |
1000100534919 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
歴史に「何を」学ぶのか |
書名ヨミ |
レキシ ニ ナニ オ マナブ ノカ |
叢書名 |
ちくまプリマー新書
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叢書番号 |
282 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
半藤 一利/著
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著者名ヨミ |
ハンドウ カズトシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
筑摩書房
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出版年月 |
2017.8 |
本体価格 |
¥880 |
ISBN |
978-4-480-68987-0 |
ISBN |
4-480-68987-0 |
数量 |
254p |
大きさ |
18cm |
分類記号 |
210
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件名 |
日本-歴史
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学習件名 |
日本史 |
内容紹介 |
天皇はなぜ退位を望んだのか。戦前の昭和史と現代、何が似ているのか-。昭和史の大家が、「いま」を考えるために歴史へアプローチし、歴史を知ることの面白さと大切さを伝える。 |
著者紹介 |
1930年生まれ。東京大学文学部卒業。『文藝春秋』『週刊文春』編集長、専務取締役を経て、作家。「漱石先生ぞな、もし」で新田次郎文学賞、「ノモンハンの夏」で山本七平賞受賞。 |
目次タイトル |
はじめに 歴史にまつわる不思議 |
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(一)ニホンとニッポン 「大日本は神国なり」/「ホン」と「ポン」/国号の読み方/読みを統一しようとしたけれど (二)狛犬さんと仁王さま あ、うん |
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第一話 天皇退位問題について |
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(一)皇太子殿下の戦争体験 天皇陛下の意思表明/光格天皇のこと/あるべき天皇像を追い求めて/わたくしの推理/明仁天皇の戦争体験 (二)わたくしの戦争体験 三月十日夜の大空襲/中川のたもとから/すべてが焼尽したあとに/新しい皇位継承のかたち |
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第二話 大好きな歴史上の人物 |
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(一)「鬼貫太郎」のこと わたくしの好きなふたりの人物/ポツダム宣言受諾をめぐって/一難去ってまた/二度目の聖断/ボロ船を漕ぎつけて/死をも覚悟して (二)勝っつぁんの深謀遠慮 江戸八百八町を火の海に/西郷隆盛、西へ東へ/将を射んとせば/籠絡された英国公使/誠心誠意、命がけ |
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第三話 歴史探偵を名乗るまで |
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(一)隅田川の畔にて 隅田川で産湯をつかい/講談と浪花節/ボートと青春/新聞社を受け損なって/隅田川河畔に立つ石碑 (二)坂口安吾さんと伊藤正徳先生 坂口安吾とすごした一週間/安吾と天皇と愛国心/歴史探偵術を伝授された夜/七日ぶりに社に戻り/伊藤正徳をアシストして/『日本のいちばん長い日』誕生前夜 (三)『日本のいちばん長い日』のこと 運命の大座談会/終戦経緯、本格取材開始/増刷を重ね、ついに映画に/その後の『日本のいちばん長い日』 |
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第四話 日露戦争と夏目漱石 |
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(一)反薩長史観の『幕末史』 筆一本となってから/めぐってきた好機/薩長がやったことを裏から見ると/幸運な時間を無駄にして/慌ててはじめた国づくり/なにより軍事優先となって (二)「四十年史観」について 新興国日本とアジア情勢/日露戦争後の過ち/隠された日本海海戦の真実/軍事大国化を選択したとき/異彩を放つ言論人/戦後四十年目に (三)「亡びるね」という予言 夏目漱石が見た“自惚れのぼせ”/時計が日本にやってきて/時計と漱石/大和魂に鼻白んで/自惚れた日本人/漱石の怒りと嘆き (四)日露戦争後の日本 平成二十九年にベトナムで |
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第五話 「歴史はくり返す」か |
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(一)人間はあまり変わらない 歴史の似姿/人類初の世界大戦/第一次世界大戦後に起きたこと/アメリカの繁栄とグローバリズム/崩壊は突然に/フーバー米大統領の政策転換/予感と憂い (二)昭和史のおさらい 石原莞爾という軍人/スターリンのソ連の動き/計画通りに満洲事変勃発/そのときのアメリカは?/戦火が上海に飛び火して/反日・反米の盛り上がり/アメリカ討つべしの狼煙/沸騰と冷却のあとに/ドイツでおきたこと/権力掌握後のヒトラー/なぜ暴走を許したか |
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おわりに 「歴史に学ぶ」ということ |
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(一)いっそ・どうせ・せめて “最後の一兵まで”の心情/皮肉な二十日間 (二)「米百俵」の学舎 雪の下の焦土にあって/小林虎三郎の思い (三)戦後七十年余の日本 ヴァイツゼッカーの言葉/天皇の「新年に当たり」 |