タイトルコード |
1000101023160 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
冥王代生命学 |
書名ヨミ |
メイオウダイ セイメイガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
丸山 茂徳/著
戎崎 俊一/著
金井 昭夫/著
黒川 顕/著
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著者名ヨミ |
マルヤマ シゲノリ エビスザキ トシカズ カナイ アキオ クロカワ ケン |
出版地 |
東京 |
出版者 |
朝倉書店
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出版年月 |
2022.11 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-254-17175-4 |
ISBN |
4-254-17175-4 |
数量 |
14,483p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
461.6
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件名 |
生命の起源
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注記 |
文献:p459〜478 |
内容紹介 |
生命や地球の起源と進化までを合理的に無理なく説明できる世界最新のモデルを記した、新学術領域研究「冥王代生命学の創成」における研究成果をまとめる。「太陽系惑星形成論」「冥王代地球表層環境」などを収録。 |
著者紹介 |
1949年徳島県生まれ。東京工業大学名誉教授。理学博士。 |
目次タイトル |
第1章 生命の起源に関する研究史 |
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1.1 生命の起源に関する研究史 1.2 生命誕生場の諸説 1.3 典型的な複雑系科学としての「生命の起源」研究 |
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第2章 生命の起源研究のための生物学概論 |
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2.1 生命の起源に挑む 2.2 生命とは何か? 2.3 細胞の構成要素概説 2.4 生物の分類と概要:生命進化の系統樹 2.5 コモノートへの手がかり:Hakuba OD1 2.6 ダーウィン進化のパラドックス 2.7 進化の不可逆性 2.8 地下生物圏の微生物研究の重要性 |
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第3章 太陽系惑星形成論 |
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3.1 はじめに 3.2 太陽系概観 3.3 惑星形成モデルの研究史 3.4.タンデムモデル(TANDEM Model) 3.5 タンデムモデルの検証 3.6 次の課題 |
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第4章 地球の誕生 |
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4.1 地球形成モデルの研究史 4.2 地球の水はどこからやってきたのか?炭素質コンドライトが起源物質 4.3 固体地球を作った物質とは何か?エンスタタイトコンドライトが起源物質 4.4 地球はどうやって形成されたのか?ABELモデルの提案 4.5 ABELモデルを支持する証拠 4.6 議論 |
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第5章 冥王代地球表層環境 |
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5.1 地球がなぜ生命惑星になれたのか? 5.2 冥王代地球の復元 5.3 冥王代表層環境進化 5.4 地球の炭素循環 5.5 地球の炭素循環史と気候変動解読 |
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第6章 生命誕生場の条件 |
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6.1 生命の誕生場に必要な条件とは 6.2 生命誕生場の検証 6.3 議論 |
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第7章 自然原子炉間欠泉モデル |
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7.1 自然原子炉間欠泉モデルの提案 7.2 自然原子炉とは 7.3 原生代(約23〜21億年前)に稼働していたオクロの自然原子炉 7.4 放射線化学の重要性:化学反応を推進する駆動力 7.5 冥王代の自然原子炉間欠泉で起きた反応 7.6 冥王代において自然原子炉間欠泉は形成されうるか 7.7 自然原子炉間欠泉における物質循環の概要 |
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第8章 前駆的化学進化からセルダイナミクスへ |
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8.1 はじめに 8.2 自然原子炉間欠泉が駆動する前駆的化学進化 8.3 セルダイナミクス 8.4 コモノート誕生までの歴史 |
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第9章 コモノートの誕生と進化 |
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9.1 はじめに 9.2 コモノートはどのように誕生したか 9.3 コモノートの誕生と進化 9.4 先行研究が推定したコモノート像との対応関係 9.5 今後の課題:コモノート誕生の鍵はncRNA 9.6 地球生命製造装置を組みたてて検証する 9.7 地球生命の進化の原理の解明に向けて |
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第10章 人工生命合成の歴史と最前線 |
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10.1 タンパク質の精製と試験管内再構成系 10.2 ゲノムプロジェクトが「生体部品」の系統的な解析を可能にした 10.3 ゲノムを化学合成する 10.4 本当の意味の「人工生命誕生」に向けて 10.5 まとめ,将来の課題 |
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第11章 科学哲学と理論 |
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11.1 はじめに 11.2 科学哲学とは何か? 11.3 理論(Theory)とは何か? 11.4 植民地科学から輸出科学の時代へ 11.5 大統一理論の構築へ向けて |
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第12章 宇宙からゲノムまで |
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12.1 地球史における重要イベントの抽出 12.2 生命進化のメカニズム:宇宙からゲノムまで 12.3 生命進化の3つのパターン |