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書誌情報サマリ

書名

死の所有 

著者名 一ノ瀬 正樹/著
著者名ヨミ イチノセ マサキ
出版者 東京大学出版会
出版年月 2011.1


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 中央図書館一般書庫1142/27/0106246780一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000002160164
書誌種別 図書
書名 死の所有 
書名ヨミ シ ノ ショユウ
死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学
言語区分 日本語
著者名 一ノ瀬 正樹/著
著者名ヨミ イチノセ マサキ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版年月 2011.1
本体価格 ¥5800
ISBN 978-4-13-010119-6
ISBN 4-13-010119-6
数量 17,377,14p
大きさ 22cm
分類記号 114.2
件名 生と死
注記 文献:巻末p8~14
内容紹介 死刑、安楽死、戦争など、様々な倫理的問題に潜んでいる虚構とは? 「人格」「権利」といった近代的概念をとおして「死」のありようを問い直し、法的領域と人文的領域をとらえて、死生をめぐる実践的課題を哲学する。
著者紹介 1957年茨城県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(哲学専攻)単位取得。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授、博士(文学)。著書に「人格知識論の生成」など。



内容細目

No. 内容タイトル 内容著者1 内容著者2 内容著者3 内容著者4
1 序章 「涙の哲学」に向けて
2 1 泣くという作用
3 2 「涙の哲学」のプログラム
4 3 死という喪失
5 4 パースペクティヴの反転
6 5 人称の交錯
7 6 彼岸視点/現世視点そして「死の所有」
8 第1章 死刑不可能論
9 1 死という逆説
10 2 死刑の迷宮
11 3 人格に対する所有権
12 4 人格と生命の相違
13 5 所有権の喪失としての刑罰
14 6 死刑の残虐性と恣意性
15 7 誤判と抑止効果の問題
16 8 安楽死や自殺への結合可能性
17 9 死刑存廃論から死刑不可能論へ
18 10 「死の所有」の観念
19 第2章 「死ぬ権利」の欺瞞
20 1 死者のパラドックス
21 2 安楽死論争の構図
22 3 「殺すこと」と「死なせること」
23 4 「殺すこと」へのためらい
24 5 自己決定の倒錯
25 6 所有権の捏造
26 7 「死者のパラドックス」から「死の所有」へ
27 第3章 生命倫理と死ぬ主体
28 1 伝統と変化の交錯
29 2 主体性の交錯
30 3 代理母と親概念の変容
31 4 遺伝子の共有
32 5 死にゆく人からの誘引
33 6 「自己決定」をめぐる係争
34 7 「人格」概念への揺り戻し
35 8 「パーソン論」の欺瞞
36 9 響き合う「人格」
37 10 「人格」の実在性
38 11 死を所有する
39 12 「死の所有」の顕現
40 第4章 殺人者の人格性
41 1 「殺すこと」の日常性
42 2 尊厳性を損なう負性のパラドックス
43 3 人格性の神話
44 4 虚構性の空転
45 5 繁殖への衝動
46 6 明快性に潜む罠
47 第5章 殺された人の非存在性
48 1 「殺された人」への死後表現
49 2 エピクロスの死無害説
50 3 死の恐怖
51 4 被害者の非存在
52 5 殺人の被害性
53 6 害グラデーション説
54 7 一人称的経験の仮託
55 8 死者のオントロジー
56 9 「死の所有」と因果的哀切の想い
57 10 因果的プロセスのグラデーション
58 11 mens reaの暗号
59 第6章 戦争という法外な殺戮
60 1 殺人と戦争の懸隔
61 2 正戦論からユートピア論へ
62 3 「正当な戦闘行為」の亀裂
63 4 戦争の常在性
64 5 戦争の称賛
65 6 攻撃性の進化理論的効用
66 7 戦争犯罪の問題
67 8 「涙の哲学」への回帰
68 第7章 動物たちの叫び
69 1 隠蔽された日常性
70 2 動物実験という問題
71 3 動物実験のモラル
72 4 「モラル」を語ること
73 5 義務説
74 6 動物権利論と動物解放論
75 7 自体的「動物の権利」
76 8 権利の競合
77 9 派生的「動物の権利」
78 10 種差別
79 11 不安定性と教条性の克服
80 12 パーソンへの回帰
81 13 「声主」としてのパーソン
82 14 動物のパーソン性
83 15 パーソン度の概念
84 16 道徳的配慮度
85 17 肉食への問い
86 18 いのちをいただく
87 19 死の所有の隠蔽
88 20 非発展というプライド
89 終章 死に基づく認識論
90 1 認識と同一性
91 2 「ピュシス」と「ノモス」
92 3 認識の基盤としてのパーソン
93 4 パーソン分裂の深層
94 5 応報的均衡の観念
95 6 死刑を支える「死の所有」の虚構
96 7 身近な存在者の死
97 8 「別離」の瞬間

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2011
114.2
生と死
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