タイトルコード |
1000100016048 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アメリカ的理念の身体 |
書名ヨミ |
アメリカテキ リネン ノ シンタイ |
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寛容と良心・政教分離・信教の自由をめぐる歴史的実験の軌跡 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
森本 あんり/著
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著者名ヨミ |
モリモト アンリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
創文社
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出版年月 |
2012.12 |
本体価格 |
¥5200 |
ISBN |
978-4-423-17153-0 |
ISBN |
4-423-17153-0 |
数量 |
11,273,77p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
192.53
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件名 |
キリスト教-アメリカ合衆国
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注記 |
文献:巻末p9〜31 |
内容紹介 |
「寛容と良心」「政教分離」「信教の自由」という倫理学上の鍵概念をめぐる哲学的探求。また、それらが初期アメリカ社会の歴史において、どのような実験と紆余曲折を経てきたかを辿る。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一部 寛容論と良心論 |
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第一章 中世的寛容論から見た初期アメリカ社会の政治と宗教 |
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一 寛容論の今日的な混乱 二 教会契約と市民契約 三 中世的な寛容論 四 ニューイングランド的な不寛容論 五 寛容論の転換 |
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第二章 「誤れる良心」と「愚行権」 |
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序 一 宗教的寛容から近代の愚行権思想へ 二 中世哲学の良心論 三 ピューリタンの良心論 結 |
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第三章 「誤れる良心」と「偽れる良心」をどう扱うか |
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一 問題と文脈の設定 二 ウィリアムズの「追放」処分 三 「迫害」の根拠 四 「誤れる良心」 五 「自分の良心に反して」 六 「誤れる良心」から「偽れる良心」へ |
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第四章 人はなぜ平等なのか |
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序 一 宗教的平等から社会的平等へ 二 「良心の自由」とアメリカ独立革命史 三 万人の平等へのまなざし 結 |
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第二部 政教分離論 |
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第五章 初期アメリカ社会における政教分離論の変容と成熟 |
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序 一 プリマス植民地と公定教会制 二 スワンシーにおける寛容と政教分離 三 英本国の寛容政策とニューイングランド 四 税負担の公平と政教分離の理念 結 |
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第六章 ロジャー・ウィリアムズの孤独 |
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一 政教分離の二原理 二 現代アメリカの政治哲学に見る二原理の展開 三 ロジャー・ウィリアムズに見る二原理の交錯 四 政治参加の自由とウィリアムズの孤独 |
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第七章 さまよえる闘士 |
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序 一 ウィリアムズの同時代的な評価 二 独立革命期のウィリアムズ評価 三 二〇世紀におけるウィリアムズ評価 結 |
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第八章 教会職と政治職 |
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序 一 聖俗両権分離の伝統的理解 二 植民地時代の理解と実態 三 旧世界との同時代的比較 四 建国後の州憲法による禁止規定 五 連邦憲法と権利章典の規定 六 公職者の宗教的信念 結 |
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第三部 信教の自由論 |
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第九章 プロテスタント的な大学理念の創設 |
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序 一 設立の目的 二 カリキュラム内容の検討 三 大学院と専門学位 四 プロテスタント大学の理念 結 |
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第一〇章 ジョナサン・エドワーズと「大覚醒」の研究史 |
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一 リヴァイヴァリズムと信教の自由 二 エドワーズによる「誠実な報告」 三 ニューイングランド的な背景 四 研究史の変遷 五 錯綜する評価 六 総括 |
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第一一章 反知性主義の伝統と大衆リヴァイヴァリズム |
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序 一 反知性主義の由来 二 第二の駆動力としてのビジネス精神 三 宗教とビジネスとの融合 四 ビリー・サンデーに見る宗教的道徳と世俗的成功との融合 結 |
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第一二章 キリスト教の女性化と二〇世紀的反動としての男性化 |
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序 一 女性化した一九世紀のキリスト教 二 「筋肉質のキリスト教」 三 男性リヴァイヴァリズムと肉体性の肯定 結 |
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結章 |