タイトルコード |
1000100020743 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近代塩業と商品流通 |
書名ヨミ |
キンダイ エンギョウ ト ショウヒン リュウツウ |
叢書名 |
広島修道大学学術選書
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叢書番号 |
54 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
落合 功/著
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著者名ヨミ |
オチアイ コウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本経済評論社
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出版年月 |
2012.12 |
本体価格 |
¥7600 |
ISBN |
978-4-8188-2235-1 |
ISBN |
4-8188-2235-1 |
数量 |
12,367p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
669.021
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件名 |
製塩-歴史
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内容紹介 |
1904年の塩専売制後、政府管理下での流通・市場により塩業はどう変わったか。近代商品流通の展開を考える糸口を塩流通の問題に求め、産地問屋・松永塩商社の動向を中心に、塩流通の展開を検討する。 |
著者紹介 |
1966年生まれ。中央大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。広島修道大学商学部教授。著書に「江戸内湾塩業史の研究」「近世の地域経済と商品流通」「近世瀬戸内塩業史の研究」など。 |
目次タイトル |
序 研究史と研究動向 |
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第一部 塩専売制前 |
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第1章 幕末期松永塩田産地問屋「月代り所」の設置 |
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はじめに 幕末期の松永塩田の争論と月代り所の設置 おわりに |
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第2章 一八九〇年前後の松永塩流通の展開と尾道市場 |
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はじめに 一 産地問屋の形成 二 輸送システムの展開と松永塩商社 三 尾道市場の動向 おわりに |
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第3章 一九〇〇年前後の尾道市場の動向と食塩商会 |
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はじめに 一 尾道市場の展開と食塩商会 二 食塩商会の取引形態 三 食塩商会の経営 おわりに |
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第4章 山陽鉄道の開通と松永塩の販路拡大 |
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はじめに 一 滋賀県域の塩市場の動向と塩商 二 名古屋における市場のあり方と交渉 三 桑名での交渉 四 松永塩商社の販路拡大調査と展開 おわりに |
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第二部 塩専売制後 |
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第5章 一九一〇年前後の塩市場 |
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はじめに 一 大阪・東京における塩市場 二 新潟・長野県域における塩市場 三 その他の地域における塩市場 おわりに |
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第6章 塩専売制前後の松永塩商社 |
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はじめに 一 松永塩商社の設立 二 松永塩商社における塩仕入先と販売先 三 塩専売制前後における松永塩商社 おわりに |
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第7章 戦前期、塩専売制下の流通組織の展開 |
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はじめに 一 東備地方塩元売捌所の設立と塩販売区域 二 東備地方塩元売捌所の経営 三 戦時経済の展開と広島塩元売捌会社の設立 おわりに |
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第8章 芸予島嶼部の地方名望家の経済活動 |
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はじめに 一 堀内家の家業経営と資産蓄積 二 堀内家の家業経営の問題と銀行経営 おわりに |
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第9章 首都圏形成期の流通機構の整備と塩流通 |
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はじめに 一 近世後期〜幕末・維新期における塩の流通と問屋組織 二 近代における流通機構の整備と特質 三 十州塩田の展開と関東地方の塩消費 四 首都圏成立期における塩の流通(一) 五 首都圏成立期における塩の流通(二) おわりに |
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第10章 戦後、塩販売機構の整備と展開 |
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はじめに 一 戦後直後における塩業動向 二 戦後における東備塩元売捌合資会社の展開 おわりに |
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終章 近代の塩流通 |