タイトルコード |
1000100152508 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
変容するイスラームの学びの文化 |
書名ヨミ |
ヘンヨウ スル イスラーム ノ マナビ ノ ブンカ |
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マレーシア・ムスリム社会と近代学校教育 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
久志本 裕子/著
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著者名ヨミ |
クシモト ヒロコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ナカニシヤ出版
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-7795-0832-5 |
ISBN |
4-7795-0832-5 |
数量 |
9,506p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
372.239
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件名 |
マレーシア-教育
宗教教育
イスラム教
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注記 |
文献:p470〜485 |
内容紹介 |
イスラームの学びの文化が、ムスリム社会の近代化と近代的学校制度の拡大にともないどのように変化してきたのか、そして人々はその変化にどのように向き合ってきたのかを、マレーシアを事例として明らかにする。 |
目次タイトル |
序章 イスラームの学びの文化とその変容の捉え方 |
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一 はじめに 二 本書の位置づけ 三 マレーシアのイスラームと教育制度 四 本書の方法と構成 |
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第一部 伝統的イスラームの学びの文化と変容のはじまり |
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第1章 伝統的イスラームの学びの文化 |
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一 はじめに 二 ポンドックにおける学びの構成要素 三 まとめ-ポンドックにおける学びの意味 |
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第2章 近代学校教育の登場とイスラームの学びに対する認識の変容 |
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一 はじめに 二 『プンガソ』の背景と思想的立場 三 『プンガソ』における教育に関する議論 四 まとめと考察 |
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第3章 アズハル留学の主流化と宗教学校の近代化 |
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一 はじめに 二 アズハル機構の近代化とマラヤにおけるアズハル留学の主流化 三 マラヤの宗教学校の事例にみるアズハルとの関係 四 まとめ |
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第二部 一九七〇年代以降のイスラーム復興と学びの文化の変容 |
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第4章 イスラーム復興運動における新たな学びの文化 |
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一 はじめに 二 マレー人の近代学校教育機会の拡大 三 ダアワ運動における新たなイスラーム知識の担い手 四 「イスラームを学ぶこと」の対象化 五 まとめ |
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第5章 イスラーム化政策と国家の「イスラーム教育」の生成 |
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一 はじめに 二 国家の「イスラーム教育」の生成 三 「イスラーム教育」教科書にみる宗教表象の新しさ 四 権威の伝達における新しさ 五 まとめ |
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第6章 宗教中等学校における学びの文化の変容と持続 |
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一 はじめに 二 宗教学校の近代化にともなう学びの文化の変容 三 現在のマドラサ・ナフダにおける学びの文化 四 まとめと考察 |
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第三部 変容を問う視点 |
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第7章 現代における伝統的イスラームの学びの文化 |
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一 はじめに 二 学校以外のイスラーム学習のさまざまなかたち 三 伝統的イスラーム学習の諸要素の保持と再生 四 まとめ-要素として生きているポンドック |
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第8章 学校制度への「非参加」という選択 |
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一 はじめに 二 正統的周辺参加と「非参加」のアイデンティティ 三 タブリーグのマドラサにおけるイスラーム学習 四 まとめと考察 |
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第9章 「実感(kesedaran)」と「感覚(perasaan)」 |
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一 はじめに 二 モティベーション・セミナーに求められるもの 三 伝統的イスラームの学びの文化との関係 四 まとめ |
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結論 イスラームの学びの文化の変容と持続 |