タイトルコード |
1000100214982 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
辞書からみた日本語の歴史 |
書名ヨミ |
ジショ カラ ミタ ニホンゴ ノ レキシ |
叢書名 |
ちくまプリマー新書
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叢書番号 |
220 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
今野 真二/著
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著者名ヨミ |
コンノ シンジ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
筑摩書房
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出版年月 |
2014.10 |
本体価格 |
¥780 |
ISBN |
978-4-480-68923-8 |
ISBN |
4-480-68923-8 |
数量 |
191p |
大きさ |
18cm |
分類記号 |
813.02
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件名 |
日本語-辞典-歴史
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学習件名 |
国語 辞書 平安時代 鎌倉時代 室町時代 江戸時代 明治時代 |
内容紹介 |
辞書は編まれた時期の日本語や日本文化について、さまざまなことを語ってくれる。辞書の作り手や使い手の姿を通して、各時代の日本語を活写する。「漢字からみた日本語の歴史」に続く日本語の歴史シリーズ第2弾。 |
著者紹介 |
1958年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程後期退学。清泉女子大学教授。著書に「かなづかいの歴史」「日本語の近代」「日本語のミッシング・リンク」など。 |
目次タイトル |
はじめに-辞書が語ること |
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辞書というのぞきめがね/辞書の作り手、辞書の使い手/辞書を写す/辞書が語ること |
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第一章 辞書の「作り手」と「使い手」-平安〜鎌倉時代の辞書 |
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最初の辞書 1 百科事典的な『和名類聚抄』 歌人がつくった辞書/内親王の読書のための辞書/意義による分類/外界を分類する/風月と世俗と/動物園があったら 2 漢文訓読がうんだ『類聚名義抄』 音義書から辞書へ/観智院本/辞書の写し手/多くの和訓/こんな和訓もあります-ツイクフ/こんな和訓もあります-コロロク/異字同訓 |
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第二章 辞書を写す-文学にも日常生活にも対応する室町時代の辞書 |
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和語も見出し項目となり始める 1 成長する辞書『下学集』 初学者向けの辞書?/語釈がない見出し項目/違いがわかりますか? 2 文学とも関わりが深い『節用集』 三条西実隆と『節用集』/戦国武将と『節用集』/飛鳥井雅親と『節用集』/和語もふんだんにとりいれた辞書/和歌や連歌とのかかわり/自分でつくる辞書/和語と漢語との重なり合い |
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第三章 日本語の時間軸を意識する-江戸時代の三大辞書 |
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一〇世紀の書きことばを一八世紀の話しことばに/書きことばと話しことばとの関係/遠めがねで『古今和歌集』をみると/『古今集遠鏡』の口語訳 1 「今、ここ」のことばを集めた『俚言集覧』 みんなで作った辞書/「俚言」とは? 2 古典を読むための『雅言集覧』 狂歌師がつくった辞書/古語の用例集/「雅言」とは? 3 現代の国語辞書の先駆者『和訓栞』 現代の国語辞書のさきがけ/見出し項目のひろがり/こんな見出し項目があります-さっぱりさわやか/あて字・おどり字・湯桶読み |
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第四章 西洋との接触が辞書にもたらしたこと-明治期の辞書 |
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英語日本語対訳辞書 1 ヘボン式ローマ字綴りのもととなった『和英語林集成』 ヘボンについて/見出し項目がローマ字で書かれている辞書/ローマ字の綴り方/見出し項目にあてる漢字列/『和英語林集成』が見出し項目とした語 2 いろは順の横組み辞書『<漢英対照>いろは辞典』 高橋五郎について/西洋字書と肩を並べる日本の辞書/『<漢英対照>いろは辞典』が見出し項目とする語 3 五十音順配列の辞書『言海』 大槻文彦について/普通語の辞書/『言海』をめぐる人々/五つの大事なこと/『言海』が見出し項目とした語-古語・訛語/堂々巡り |
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おわりに-辞書が教えてくれたこと |