| タイトルコード |
1000100250661 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
資本主義日本の歴史構造 |
| 書名ヨミ |
シホン シュギ ニホン ノ レキシ コウゾウ |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
石井 寛治／著
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| 著者名ヨミ |
イシイ カンジ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
東京大学出版会
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| 出版年月 |
2015.2 |
| 本体価格 |
￥５２００ |
| ISBN |
978-4-13-040270-5 |
| ISBN |
4-13-040270-5 |
| 数量 |
6,358,12p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
332.106
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| 件名 |
資本主義-日本
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| 内容紹介 |
幕末開港から現在までの資本主義日本の歴史的発展が如何なる構造を生み出しつつ可能になり、その結果、日本の経済・社会がどのような問題に直面しているかを明らかにする。 |
| 著者紹介 |
1938年東京生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学名誉教授。日本学士院会員。経済学博士。著書に「経済発展と両替商金融」「帝国主義日本の対外戦略」など。 |
| 目次タイトル |
序章 資本主義日本の世界史的位置 |
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第一部 開港への商人的対応と日本型産業革命の展開 |
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第一章 世界市場への編入と商人的対応 |
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一 欧米諸国が対日使節を派遣した原動力 二 外圧への商人的対応とその成功 三 尊王攘夷の志士とシンパの商人たち |
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第二章 外資排除下の企業勃興 |
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一 政府による近代化投資から民業育成へ 二 初期的な企業勃興の展開 三 本格的な企業勃興への道 四 外国資本の流通過程と生産過程への侵入 |
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第三章 技術移転と資本形成の特徴 |
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一 西洋技術の移転における外国人依存 二 絹綿二部門における技術革新の展開 三 銀行融資による成長促進と選別強化 |
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第四章 賃労働者の増加と地域経済の変容 |
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一 賃労働者の分布と地域経済の特徴 二 商品・労働市場を介する工場と小経営の関係 三 女子労働者の労働条件と工場法の制定 |
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第五章 近代天皇制の歴史的位相 |
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一 王政復古と文明開化による複合的権力 二 軍事大国化と国家主義思想の選択 三 東アジア三国における君主の運命 |
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第二部 第一次世界大戦以降の経済の「高度化」構想 |
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第六章 第一次世界大戦とそのインパクト |
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一 第一次世界大戦の原因と勃発 二 新兵器の出現と兵器の「バロック的退廃」 三 独占資本の支配構造の定着へ 四 大戦ブーム下での格差の一時的縮小 |
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第七章 「軍縮時代」のブルジョアジーと軍部 |
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一 総力戦構想か軍縮構想か 二 ワシントン海軍軍縮会議とブルジョアジー 三 陸軍軍縮・ロンドン海軍軍縮と世論の動向 四 国際連盟軍縮会議の接近と日本陸軍の反発 |
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第八章 昭和恐慌における階層別打撃 |
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一 昭和恐慌研究の変化と問題点 二 階層別に見た恐慌による打撃の深度 三 個人投資家への恐慌の打撃 |
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第九章 重化学工業化の限界と日中戦争 |
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一 満洲事変における二つの軍事的ショック 二 自動車製造事業法の制定と結果 三 機械化不足の日本陸軍の中国での戦闘 四 零式艦上戦闘機が援護する重慶無差別爆撃 |
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第一〇章 アジア太平洋戦争下の経済構造の変容 |
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一 ドイツ軍事力への過信と対米開戦の決定 二 戦時経済統制の展開とそのモデル 三 戦時統制下の地主制と資本制の変容 |
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第三部 戦後改革を基礎とする経済の高成長とその終焉 |
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第一一章 政治・経済改革と経済復興 |
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一 占領下の政治改革とその内発性の評価 二 経済改革の構想と現実 三 経済復興と政治的「独立」 |
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第一二章 長期的高成長による大衆消費社会化 |
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一 日本経済の長期的高成長-その共時性と固有性 二 長期的高成長の対外条件 三 重化学工業の技術導入と技術開発 四 「エネルギー革命」の進展 五 労働力と資金調達の固有性 |
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第一三章 「産業国家」日本の社会と政治 |
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一 所得格差の縮小傾向とその限界 二 「産業国家」日本への野党の観念的批判 三 テレビによるアメリカ的イデオロギーの浸透 四 対米軍事依存と日米経済摩擦の激化 |
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第一四章 冷戦体制の崩壊と日本経済の挫折 |
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一 過大な軍事支出による米ソ両国経済の危機 二 プラザ合意によるアメリカ経済の救済 三 バブル経済の発生とその崩壊 |
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第一五章 ポスト冷戦体制下の日本経済の課題 |
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一 不良債権の処理と責任究明の欠如 二 新自由主義的な成長政策とその失敗 三 対米従属下での軍事国家への回帰路線 |
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終章 普遍的価値にもとづく独立・平和の日本へ |
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付論1 戦後歴史学と世界史 |
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はじめに 一 「世界史の基本法則」論と「世界史像」論 二 「現代歴史学」と世界システム論 三 発展段階論の現代的再生に向けて-仮説的問題提起 |
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付論2 個別的価値から普遍的価値へ |
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一 課題の設定 二 二〇世紀初頭の日中韓三国の状況 三 血縁共同体社会を克服する古典古代社会 四 個別的価値と普遍的価値の相克 五 古典古代からの二大潮流の分岐と収斂 |
