タイトルコード |
1000100482892 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
経典釈文論語音義の研究 |
書名ヨミ |
ケイテン シャクモン ロンゴ オンギ ノ ケンキュウ |
叢書名 |
東洋学叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高橋 均/著
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著者名ヨミ |
タカハシ ヒトシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
創文社
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出版年月 |
2017.2 |
本体価格 |
¥8500 |
ISBN |
978-4-423-19273-3 |
ISBN |
4-423-19273-3 |
数量 |
10,453,27p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
123.83
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件名 |
論語
経典釈文
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個人件名 |
孔子 |
内容紹介 |
経書、老荘研究の基礎資料である「経典釈文」30巻のうち、第24巻「論語音義」を対象に、日本に伝わる論語古抄本と唐代開成石経の論語テキスト、古抄本から輯佚した論語音義と通行本を対比し、論語音義の諸問題を解明する。 |
目次タイトル |
序章 『経典釈文』「論語音義」研究の試み |
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一 陸徳明と『経典釈文』 二 『経典釈文』「論語音義」研究の目的と本書の構成 |
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第一章 『経典釈文』「論語音義」の成書 |
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まえがき 一 「序録」に見える『論語』注釈書についての疑問 二 「序録」に見える『論語』注釈書の検討 三 「論語音義」の依拠した『論語』注釈書 四 「論語音義」所引の論語説と皇侃『論語義疏』 まとめ |
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第二章 『経典釈文』「論語音義」を通じてみた『論語鄭玄注』 |
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まえがき 一 鄭玄による「魯論読正」記事 二 「論語音義」所引の『論語鄭玄注』 まとめ |
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第三章 『経典釈文』「論語音義」を通じてみた『論語集解』 |
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まえがき 一 「論語音義」所引『論語集解』と『論語』諸本比校 二 「論語音義」が依拠した『論語集解』の分析 まとめ |
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第四章 『経典釈文』「論語音義」の修改 |
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まえがき 一 「論語音義」に見える「本今作(無)」「今本」「今注」と『論語』諸本との比校 二 「論語音義」に見える「本今」とは 三 集解に「本今」が用いられる場合と用いられない場合 四 経に「本今」が用いられる場合と用いられない場合 五 「論語音義」の所引句が依拠した底本の解明 六 古抄本『論語集解』書き入れの「論語音義」より「本今」を考える まとめ |
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第五章 日本における経書研究と『経典釈文』の受容 |
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(一)藤原頼長の経書研究 まえがき 一 藤原頼長と中国 二 頼長の中国研究 三 「講論会」はどのように行なわれたか 四 時代を超えた経書研究 まとめ 附 藤原頼長読書記事 (二)『経典釈文』と『全経大意』 まえがき 一 『全経大意』の構成と『経典釈文』 二 『全経大意』「書目」について 三 『全経大意』「引文」について まとめ (三)鎌倉時代写『論語集解』断簡とその書き入れ まえがき 一 断簡の概要 二 断簡の経注はいかなる系統のテキストか 三 断簡に見える書き入れ-オコト点・声調・音訓 四 断簡に見える書き入れ-摺本 五 断簡に見える書き入れ-「論語音義」 まとめ |
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附論 |
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附論一 定州漢墓竹簡『論語』試探 |
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(一)定州漢墓竹簡『論語』について まえがき 一 竹簡『論語』とその概要 二 竹簡『論語』の本文 三 竹簡『論語』「校勘記」の検討 四 竹簡『論語』と『魯論語』『斉論語』『古論語』 五 竹簡『論語』と漢石経『論語』 六 堯曰篇「子曰不知命」章の検討 まとめ (二)定州漢墓竹簡『論語』「校勘記」補訂 まえがき 凡例 竹簡『論語』「校勘記」補訂本文 |
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附論二 『論語鄭玄注』は日本に伝来したのか |
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まえがき 一 『論語鄭玄注』の日本伝来を考える前提として 二 『論語鄭玄注』の日本伝来についての従来の説 三 『論語鄭玄注』の日本伝来を認めるよりどころ 四 『論語鄭玄注』の存在を疑わせる記録 五 『論語鄭玄注』存在を諸書に探す まとめ |