タイトルコード |
1000100543753 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
犯罪学ハンドブック |
書名ヨミ |
ハンザイガク ハンドブック |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
アンソニー・ウォルシュ/著
松浦 直己/訳
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著者名ヨミ |
アンソニー ウォルシュ マツウラ ナオミ |
著者名原綴 |
Walsh Anthony |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2017.8 |
本体価格 |
¥20000 |
ISBN |
978-4-7503-4543-7 |
ISBN |
4-7503-4543-7 |
数量 |
548p |
大きさ |
27cm |
分類記号 |
326.3
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件名 |
犯罪
刑事学
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注記 |
原タイトル:Criminology 原著第2版の翻訳 |
注記 |
文献:p521〜543 |
内容紹介 |
犯罪学の基礎・基本を平易な表現で説明したテキスト。犯罪学を行動科学と位置づけ、最新の研究成果をふまえて、被害者学、社会学、心理学、生物学等や各犯罪種別の理論などを学際的視座から解説する。練習課題も掲載。 |
著者紹介 |
オハイオ州のボーリング・グリーン・ステート大学で博士号を取得。ボイシ州立大学教授。犯罪学、統計学、法学および矯正に関するケースワークやカウンセリングの授業を担当する。 |
目次タイトル |
1 犯罪、犯罪学とは |
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犯罪学とは何か? 犯罪とは何か? 犯罪性向 アメリカ合衆国の刑事司法システムへの小旅行 犯罪学小史 犯罪学における理論の役割 犯罪学理論におけるイデオロギー 犯罪学理論と社会政策の連結 |
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2 犯罪と犯罪行動の数値化 |
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犯罪や犯罪行動の分類と測定 犯罪情報の定式化-公式な犯罪の数値化 NIBRS-「新しく改善された」UCRデータ 犯罪被害者調査のデータとその問題点 UCRとNCVSの一致している領域 自己申告犯罪調査とその問題点 クライムマッピング ホワイトカラー犯罪-FBIの金融犯罪報告 犯罪の暗数 アメリカの3つの主要な犯罪統計について、我々はどのように結論づければよいか? |
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3 被害者学 |
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被害者学の始まり 誰が被害者になるのか? 職場における犯罪被害 学校での暴力被害 人身売買 子どもに対する性的暴力-犠牲者となるのは誰か? ドメスティック・バイオレンスの被害 個人情報窃盗とその他のサイバー犯罪による被害 被害者理論 被害者学は“被害者を非難している”のか? 犯罪被害後の影響 犯罪被害と犯罪司法制度 被害者および加害者による仲裁和解プログラム(VORP) |
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4 犯罪学を形成した初期の学派 |
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ギリシャ・ローマ古典期以前の犯罪および犯罪者という概念 古典学派-犯罪者の算出 実証主義の勃興 犯罪抑制と選択-苦痛と快楽 古典学派と初期実証学派の評価 政策と予防-抑止力理論の影響 |
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5 合理的選択としての犯罪、情動、および犯罪行動 |
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人間の本性に関する古典学派の仮説を確認する 合理的選択理論 文化犯罪学 情動とその機能 政策と予防-合理的選択理論と日常活動理論の影響 政策と犯罪予防-文化犯罪学の知見 |
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6 社会構造理論 |
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社会構造の枠組み シカゴ学派の生態学 社会解体 社会生態学/社会解体理論の評価 アノミー/緊張様式 アノミーの拡張-下位文化理論 ストリートギャングの現在 アノミー/緊張理論と下位文化理論の様式 政策と予防-社会構造理論の影響 |
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7 社会過程理論 |
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社会過程の枠組み 分化的接触理論 社会的学習理論 社会的コントロールの枠組み ラベリング理論-社会的反応の皮肉 政策と予防-社会過程理論の知見 |
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8 批判理論とフェミニズム理論 |
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社会に対する葛藤的視点 カール・マルクスと革命 葛藤理論-マックス・ウェーバーと権力と葛藤 仲裁犯罪学 批判的犯罪学の評価 政策と予防-批判理論の提言 フェミニスト犯罪学 フェミニズム理論の評価 政策と予防-フェミニズム理論の知見 |
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9 心理社会学的理論 |
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2つの“心理学研究の金字塔” 知能 IQと犯罪との関連 気質とパーソナリティ特性 グレン・ウォルターズのライフスタイル理論 反社会的パーソナリティ 心理社会学的視点の評価 政策と予防-心理社会学理論の知見 |
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10 生物社会学的アプローチ |
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生物社会学的アプローチ 行動遺伝学 分子遺伝学 神経科学 進化心理学 犯罪性向に関する他の生物社会学的リスク要因 生物社会学的視点の評価 政策と予防-生物社会学的理論の知見 |
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11 発達理論 |
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発達的視点-持続と変容 深刻な非行化のリスク因子と保護因子 主要な発達理論 発達理論の評価 政策と予防-発達理論の知見 |
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12 暴力犯罪 |
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暴力の歴史 殺人 大量殺人、スプリー殺人、連続殺人 レイプ 強盗 加重暴行 銃による暴力 暴力理論 |
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13 テロリズム |
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テロリズムとは何か? テロリストと自由戦士に違いはあるのか? テロリズムの範囲 アル・カーイダ ヒズボラ 国内のテロリズム その他の国内テロ組織 テロリストのパーソナリティ特性は存在するか? テロリズムと一般的犯罪 テロリズムの理論 法執行機関の反応と政府の政策 |
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14 財産犯罪 |
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財産犯罪とは何か? 窃盗 住居侵入窃盗 自動車盗 放火 謀計および策略犯罪-横領、詐欺、文書偽造・通貨偽造 |
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15 公共秩序犯罪 |
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公共秩序犯罪とは何か? アルコールと犯罪 違法薬物と犯罪 売春と商業化された性的不道徳行為 |
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16 ホワイトカラー犯罪 |
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ホワイトカラー犯罪の概念 業務上犯罪 企業犯罪 サイバー犯罪-張り巡らされたインターネットとは、なんと複雑なことか! |
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17 組織犯罪 |
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組織犯罪とは何か? 政治腐敗と組織犯罪 アメリカ組織犯罪略史 組織犯罪の存在をめぐって その他の犯罪組織集団 組織犯罪の理論 組織犯罪に対する法執行官の対応 |